DNAに含まれないのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:厚生労働省ホームページ(第56回作業療法士国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は2番
解説
DNA(デオキシリボ核酸)の塩基は、アデニン(A)、グアニン(G)、シトシン(C)、チミン(T)の4種類です。一方、RNA(リボ核酸)の塩基は、アデニン(A)、グアニン(G)、シトシン(C)、ウラシル(U)の4種類です。したがって、ウラシルはDNAには含まれず、RNAに特有の塩基です。
選択肢ごとの解説
- 1. アデニンはDNAを構成する4種類の塩基(A, T, G, C)の一つであり、チミンと対を形成します。正しくは:正しい選びやすい理由:DNAの基本的な構成要素なので、知識があれば誤りではないと判断できる。混同注意:RNAとDNAの塩基の違いについて、曖昧な知識だと迷う可能性がある。
- 2. 正解。ウラシルはRNA(リボ核酸)に特有の塩基であり、DNAには含まれません。DNAではウラシルの代わりにチミンが用いられます。正しくは:ウラシルはDNAではなくRNAに含まれる塩基である。選びやすい理由:他の選択肢がDNAの主要な塩基であるため、相対的にこれが異なることを示す。混同注意:RNAの構成要素であるウラシルとDNAの構成要素であるチミンを混同すると誤答する。
- 3. グアニンはDNAを構成する4種類の塩基(A, T, G, C)の一つであり、シトシンと対を形成します。正しくは:正しい選びやすい理由:DNAの基本的な構成要素なので、知識があれば誤りではないと判断できる。混同注意:RNAとDNAの塩基の違いについて、曖昧な知識だと迷う可能性がある。
- 4. シトシンはDNAを構成する4種類の塩基(A, T, G, C)の一つであり、グアニンと対を形成します。正しくは:正しい選びやすい理由:DNAの基本的な構成要素なので、知識があれば誤りではないと判断できる。混同注意:RNAとDNAの塩基の違いについて、曖昧な知識だと迷う可能性がある。
- 5. チミンはDNAに特有の塩基であり、アデニンと対を形成します。RNAではチミンの代わりにウラシルが用いられます。正しくは:正しい選びやすい理由:DNAの基本的な構成要素なので、知識があれば誤りではないと判断できる。混同注意:ウラシルとチミンの違いを理解していないと誤答しやすい。
国試ポイント
DNAとRNAの基本的な構造、特に構成塩基の違いを正確に理解しているかを問う問題です。生化学の基礎知識として頻出の論点です。
混同注意
DNAのチミンとRNAのウラシルを混同しやすい。アデニン、グアニン、シトシンは両方に共通して含まれるため、違いがあるのはチミンとウラシルのみである点を明確に理解しておく必要がある。
次に同じ論点が出たら
この論点が出題された場合、DNAとRNAそれぞれの構成要素(糖、リン酸、塩基の種類)を問う問題や、それぞれの機能に関する問題に発展する可能性がある。また、塩基対の法則(シャルガフの法則)を応用した計算問題も考えられる。
関連知識
DNAの二重らせん構造、塩基対(A-T、G-C)、RNAの種類(mRNA, tRNA, rRNA)、セントラルドグマ(DNA→RNA→タンパク質)。