橋から出る脳神経はどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:厚生労働省ホームページ(第61回作業療法士国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は2番
解説
三叉神経(第V脳神経)は、橋から分岐する代表的な脳神経です。脳幹の各部位(中脳、橋、延髄)からどの脳神経が起始するかを正確に理解しておくことが重要です。
選択肢ごとの解説
- 1. 滑車神経(第IV脳神経)は、脳幹の中脳(ちゅうのう)から出ています。橋からではありません。正しくは:滑車神経は中脳から出ます。選びやすい理由:脳神経の番号順が近いと、混乱しやすいです。混同注意:他の脳神経と起始部位を混同しやすいです。特に、中脳と橋は近接しているため間違えやすいです。
- 2. 正解。三叉神経(第V脳神経)は、脳幹の橋の外側面から直接出ています。これは脳神経の起始部位として重要な知識です。
- 3. 舌咽神経(第IX脳神経)は、脳幹の延髄(えんずい)から出ています。橋からではありません。正しくは:舌咽神経は延髄から出ます。選びやすい理由:脳神経の機能が多岐にわたるため、起始部位まで正確に覚えるのが難しいと感じることがあります。混同注意:延髄から出る他の脳神経(迷走神経、副神経)と混同しやすいです。
- 4. 動眼神経(第III脳神経)は、脳幹の中脳(ちゅうのう)から出ています。橋からではありません。正しくは:動眼神経は中脳から出ます。選びやすい理由:眼球運動に関わる神経は複数あり、それぞれ起始部位が異なるため、混同しやすいです。混同注意:滑車神経や外転神経といった他の眼球運動に関わる脳神経の起始部位と混同しやすいです。
- 5. 迷走神経(第X脳神経)は、脳幹の延髄(えんずい)から出ています。橋からではありません。正しくは:迷走神経は延髄から出ます。選びやすい理由:多数の臓器に分布するため、その重要性から知識として定着しやすいですが、起始部位まで正しく記憶するのが難しい場合があります。混同注意:舌咽神経や副神経といった他の延髄から出る脳神経と混同しやすいです。
国試ポイント
脳神経の起始部位に関する知識は、国家試験で頻繁に問われる基本的な内容です。特に脳幹の各部位(中脳、橋、延髄)からの分岐は重要です。選択肢の中から、正しい知識を選び出す形式で出題されます。
混同注意
各脳神経の起始部位、特に脳幹(中脳、橋、延髄)からの分岐を混同しやすいです。類似した機能を持つ脳神経(例:眼球運動に関わる神経)や、番号が連続している脳神経同士で混同が起こりやすいです。
次に同じ論点が出たら
次に同じ論点が出た場合は、各脳神経の起始部位(脳幹のどの部位から出るか、または脳幹外から出るか)を正確に判断できるかを確認します。さらに、各脳神経の主要な機能や支配領域についても問われる可能性があります。
関連知識
脳幹の解剖学的構造(中脳、橋、延髄の位置関係)、各脳神経の番号と名称、およびそれぞれの主要な機能。特に、三叉神経の感覚枝(眼神経、上顎神経、下顎神経)と運動枝の支配領域も関連知識として重要です。