頸髄損傷完全麻痺(第4頸髄節まで機能残存)に使用しないのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:厚生労働省ホームページ(第57回作業療法士国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は3番
解説
第4頸髄節まで機能が残存した完全麻痺では上肢をほとんど動かせませんが、発声は可能なため、透明文字盤は通常必要ありません(公式正答3)。電動車椅子(顎などで操作)、環境制御装置、食事支援ロボットは残存機能で操作でき、万能カフも装具と組み合わせて用いられます。
選択肢ごとの解説
- 1. 万能カフは手で物を握れない場合に道具を保持する自助具で、装具などと組み合わせて用いられます。
- 2. 第4頸髄節まで機能残存では、顎で操作するチンコントロールなどの電動車椅子を使用します。
- 3. 正解。第4頸髄節まで機能残存した頸髄損傷では発声が可能なため、透明文字盤は通常使用しません。
- 4. 環境制御装置は、呼気や音声、わずかな頭頸部の動きで家電などを操作でき、第4頸髄節レベルで使用されます。
- 5. 食事支援ロボットは、上肢を動かせない患者がわずかな動きで食事動作を行えるようにする機器で、第4頸髄節レベルで使用されます。
国試ポイント
頸髄損傷の残存レベル(第4頸髄節)で使用する機器・自助具を理解しているかが問われます。
次に同じ論点が出たら
残存レベルで可能な動き(頭頸部・肩甲帯の動き、発声)から、使える機器を判断します。