厚生労働省「令和元年(2019)人口動態統計」において、死因の第2位はどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:厚生労働省ホームページ(第57回理学療法士国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は3番
解説
厚生労働省「令和元年(2019年)人口動態統計」によると、日本における死因の順位は、第1位が悪性新生物、第2位が心疾患、第3位が老衰、第4位が脳血管疾患、第5位が肺炎となっています。この問題では第2位を問われているため、心疾患が正解です。
選択肢ごとの解説
- 1. 肺炎は2019年の統計では第5位の死因です。正しくは:2019年の統計では、肺炎は第5位の死因でした。選びやすい理由:高齢化社会において肺炎による死亡が多いイメージがあるため、上位だと考えやすいかもしれません。混同注意:過去の順位や、高齢者の主要な死因の一つであることと混同しやすいです。
- 2. 老衰は2019年の統計では第3位の死因です。正しくは:2019年の統計では、老衰は第3位の死因でした。選びやすい理由:高齢化が進む日本において、自然な流れとして老衰が上位に来ると考えやすいです。混同注意:悪性新生物(がん)と心疾患の次に位置しており、混同しやすい順位です。
- 3. 正解。厚生労働省「令和元年(2019年)人口動態統計」において、死因の第1位は悪性新生物、第2位は心疾患、第3位は老衰です。選びやすい理由:国民病とも言える心疾患が上位であることは多くの人が認識しているため、正しい選択肢として選びやすいです。混同注意:悪性新生物(第1位)と老衰(第3位)との順位関係を正確に覚えていないと迷う可能性があります。
- 4. 悪性新生物は2019年の統計では第1位の死因です。正しくは:2019年の統計では、悪性新生物は第1位の死因でした。選びやすい理由:長年、死因の第1位であることから、上位であることは認識されていますが、第2位を問われているため、うっかり選んでしまう可能性があります。混同注意:「死因のトップ」という強い印象から、問われている「第2位」と取り違えてしまうことがあります。
- 5. 脳血管疾患は2019年の統計では第4位の死因です。正しくは:2019年の統計では、脳血管疾患は第4位の死因でした。選びやすい理由:かつては上位であったことや、高齢者の主要な疾患であることから、上位だと考えやすいかもしれません。混同注意:過去の順位(特に高度経済成長期からバブル期にかけては上位だった)や、心疾患との類似性から混同しやすいです。
国試ポイント
日本の主要な死因の最新の順位を正確に記憶しているかが問われます。特に上位3〜5位は変動しやすいため、特定の年次(この場合は令和元年/2019年)のデータを把握しておくことが重要です。
混同注意
悪性新生物(がん)が長年第1位であることは周知の事実ですが、第2位、第3位の心疾患と老衰は順位が入れ替わることがあり、特に混同しやすいポイントです。また、肺炎や脳血管疾患の過去の順位と現状を混同することも注意が必要です。
次に同じ論点が出たら
今後同様の論点が出題された場合、最新の人口動態統計における死因の順位(特に上位5位程度)を問う問題が予想されます。また、高齢化の進展に伴う老衰の順位上昇、特定の疾病(例: 認知症など)の死亡への寄与度など、トレンドを反映した問われ方も考えられます。
関連知識
日本の人口動態統計は、疾病構造の変化や高齢化の進展を反映しており、公衆衛生や医療政策を理解する上で不可欠な基礎知識です。特定機能病院での疾患別の入院患者数や、介護保険制度における要介護原因疾患とも関連付けて理解すると、より実践的な知識となります。