脊髄損傷(第7頸髄節まで機能残存)患者で自立が最も困難なのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:厚生労働省ホームページ(第57回理学療法士国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は4番
解説
第7頸髄節まで機能が残存すると上腕三頭筋が働き、側方移乗、車椅子のキャスター上げ、5 cm程度の段差昇降、改造車での自動車運転は自立が可能です。床面から車椅子への乗り移りは、体幹・下肢が使えない状態で座面の高さまで体を持ち上げる必要があり、自立が最も困難です(公式正答4)。
選択肢ごとの解説
- 1. 第7頸髄節まで機能残存では、手動装置付きの改造車で自動車の運転が可能です。
- 2. 上腕三頭筋が働くため、車椅子のキャスター上げは自立が可能です。
- 3. キャスター上げができるため、5 cm程度の段差昇降は自立が可能です。
- 4. 正解。床面から車椅子の座面まで体を持ち上げる動作は、第7頸髄節まで機能残存でも自立が最も困難です。
- 5. 上腕三頭筋が働くため、ベッドから車椅子への側方移乗は自立が可能です。
国試ポイント
頸髄損傷の残存レベル(第7頸髄節)で自立可能な動作を理解しているかが問われます。