PEDIで正しいのはどれか。
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出典:厚生労働省ホームページ(第57回理学療法士国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は3番
解説
PEDIは、小児の機能的スキル、介護者による介助の必要性、そして補助具(補装具を含む)の使用状況を評価する包括的なツールです。特に介護者負担尺度の一部として、補装具の使用に関する項目が含まれており、その使用頻度や必要性を評価することができます。
選択肢ごとの解説
- 1. PEDIは、二分脊椎を含む様々な発達障害や疾患を持つ小児の機能評価に広く使用されます。特定の疾患によって対象外になることはありません。正しくは:二分脊椎のある小児も評価対象になります。選びやすい理由:特定の疾患に対して特化した評価尺度が他にもあるため、PEDIが万能ではないという誤解から選んでしまう可能性があります。混同注意:特定の疾患に特化した評価尺度と混同している可能性があります。
- 2. PEDIの対象年齢は6ヶ月から7歳6ヶ月の小児であり、出生直後の新生児には適用できません。正しくは:PEDIは6ヶ月から7歳6ヶ月の小児に適用できます。選びやすい理由:小児全般の評価尺度であるため、年齢範囲を厳密に覚えていないと、より広い年齢層に適用できると誤解しやすいです。混同注意:他の乳幼児期の評価尺度(例:新版K式発達検査など)と対象年齢が混同しやすいです。
- 3. 正解。PEDIの介護者負担尺度や補助具の使用に関する項目では、補装具(装具、移動機器など)の使用状況や介護負担について評価することが可能です。
- 4. PEDIは機能的スキル、介護者負担、補助具の使用の3つの尺度から構成され、WeeFIMと比較して評価項目が豊富で多角的です。特にPEDIは介護者負担や補助具の使用に関する詳細な情報が得られます。正しくは:PEDIはWeeFIMと比較して評価項目が豊富です。選びやすい理由:WeeFIMも包括的な評価尺度であるため、どちらがより多くの項目を持つかについて明確な知識がないと間違えやすいです。混同注意:評価尺度の網羅性や詳細度について、WeeFIMとPEDIの特性が混同しやすいです。
- 5. PEDIの機能的スキルは、各項目を0(できない)か1(できる)の2段階で評価します。0〜3の4段階ではありません。正しくは:機能的スキルは、自立の程度に応じて4段階またはそれ以上の詳細なスケールで評価されます。混同注意:簡単なADL評価スケールなど、他の評価尺度の評価段階と混同している可能性があります。
国試ポイント
PEDI (Pediatric Evaluation of Disability Inventory) の基本的な特徴、対象年齢、評価項目、および他の小児用評価尺度との比較について正確な知識が問われています。特に、単なる機能評価だけでなく、介護者負担や補助具の評価もできるという点が重要です。
混同注意
PEDIとWeeFIM (小児用FIM) は、どちらも小児の機能的評価に用いられるため混同しやすいですが、対象年齢、評価項目(特に介護者負担や補助具の有無)、評価の視点に違いがあります。また、新版K式発達検査などの発達評価尺度との違いも理解しておく必要があります。
次に同じ論点が出たら
次にPEDIの論点が出た場合、対象年齢の正確な把握、各尺度の具体的な内容、特に補装具の評価といった特徴的な項目に注目して問題文を読み解く必要があります。他の小児用評価尺度との比較問題にも注意が必要です。
関連知識
PEDIの3つの尺度(機能的スキル、介護者負担、補助具の使用)の構成、各尺度の評価項目。WeeFIMの評価項目(運動、認知、社会的認知)。小児におけるADL評価の特性。各種補装具の種類と目的。