正中神経と尺骨神経の表在感覚支配領域(掌側)が橈側と尺側で分かれる手指はどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:厚生労働省ホームページ(第57回理学療法士国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は4番
解説
環指(薬指)は、正中神経と尺骨神経の感覚支配が掌側で分かれる唯一の指です。具体的には、環指の橈側半分(母指側)は正中神経に、尺側半分(小指側)は尺骨神経に支配されています。
選択肢ごとの解説
- 1. 母指の掌側は主に正中神経が支配しており、尺骨神経との境界線はありません。正しくは:母指の掌側は正中神経の支配領域です。選びやすい理由:手の感覚に関する問題であるため、指の名前が提示されると全てが関連するように感じられるかもしれません。混同注意:他の指の感覚支配領域と混同する可能性があります。
- 2. 示指の掌側は主に正中神経が支配しており、尺骨神経との境界線はありません。正しくは:示指の掌側は正中神経の支配領域です。選びやすい理由:手の感覚に関する問題であるため、指の名前が提示されると全てが関連するように感じられるかもしれません。混同注意:他の指の感覚支配領域と混同する可能性があります。
- 3. 中指の掌側は主に正中神経が支配しており、尺骨神経との境界線はありません。正しくは:中指の掌側は正中神経の支配領域です。選びやすい理由:手の感覚に関する問題であるため、指の名前が提示されると全てが関連するように感じられるかもしれません。混同注意:他の指の感覚支配領域と混同する可能性があります。
- 4. 正解。環指(薬指)は、その掌側において正中神経が橈側半分を、尺骨神経が尺側半分を支配しており、これら二つの神経の感覚支配領域が指の真ん中で分かれています。
- 5. 小指の掌側は主に尺骨神経が支配しており、正中神経との境界線はありません。正しくは:小指の掌側は尺骨神経の支配領域です。選びやすい理由:手の感覚に関する問題であるため、指の名前が提示されると全てが関連するように感じられるかもしれません。混同注意:他の指の感覚支配領域と混同する可能性があります。
国試ポイント
この問題は、上肢の主要な神経である正中神経と尺骨神経の感覚支配領域に関する基本的な知識を問うものです。特に、境界線が明確な指を特定させることで、細かい解剖学的知識の理解度を確認しています。
混同注意
上肢の神経支配は複雑であり、筋支配と感覚支配の違い、また各神経の走行や分枝を混同しやすいです。特に、正中神経、尺骨神経、橈骨神経のいずれがどの領域を支配しているかについては、正確な知識が求められます。
次に同じ論点が出たら
今後、同様の論点が出題される場合、手の背側での神経支配の境界線や、各神経の運動支配領域について問われる可能性があります。また、特定の神経損傷時の感覚障害パターンを症例形式で問う問題も考えられます。
関連知識
・正中神経の支配領域(運動・感覚) ・尺骨神経の支配領域(運動・感覚) ・橈骨神経の支配領域(運動・感覚) ・手根管症候群における感覚障害部位 ・肘部管症候群における感覚障害部位