Freiberg病で障害されるのはどれか。
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出典:厚生労働省ホームページ(第57回理学療法士国家試験の問題および正答)。公共データ利用規約(第1.0版)に基づき利用。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は5番
解説
フライバーグ病は、足部の第2中足骨頭に好発する特発性骨壊死症です。稀に他の第3、第4中足骨頭にも発生しますが、この疾患の病変部位として中足骨が最も適切です。特に成長期以降の若年女性に多く見られます。
選択肢ごとの解説
- 1. フライバーグ病は主に中足骨頭に発生する骨壊死性疾患であり、足関節を構成する距骨は通常、この疾患の病変部位ではありません。選びやすい理由:足部の疾患であるため、足関節の主要な骨である距骨も関連疾患として想起される可能性があります。混同注意:距骨は足関節の主要な骨であり、足部の他の様々な病態(例えば、距骨骨軟骨損傷など)と混同される可能性がありますが、フライバーグ病とは直接関係ありません。
- 2. フライバーグ病は中足骨頭の骨壊死であり、足部の最も大きな足根骨である踵骨は、この疾患の病変部位ではありません。選びやすい理由:足部の疾患であるため、足部の大きな骨である踵骨も選択肢として考慮されるかもしれません。混同注意:踵骨の病変としては、踵骨骨端症(Sever病)などが挙げられますが、フライバーグ病とは罹患部位が異なります。
- 3. フライバーグ病の病変部位は中足骨頭であり、足根骨の一つである舟状骨は本疾患の直接的な罹患部位ではありません。選びやすい理由:足部の骨壊死としてケーラー病(舟状骨)やMueller-Weiss病(舟状骨)があるため、混同されやすい可能性があります。混同注意:ケーラー病(舟状骨の骨壊死)と混同される可能性が高いです。両者とも足部の骨壊死ですが、罹患部位が異なります。
- 4. フライバーグ病は中足骨頭に発症する疾患であり、足根骨の一つである立方骨は病変部位ではありません。選びやすい理由:足部の骨であるため、他の足根骨の選択肢と同様に迷う可能性があります。混同注意:足根骨の疾患と広く混同される可能性がありますが、フライバーグ病の特異的な病変部位ではありません。
- 5. 正解。フライバーグ病(Freiberg's disease)は、主に足の第2中足骨頭に発生する特発性骨壊死症です。稀に第3、第4中足骨頭にもみられますが、最も多いのは第2中足骨頭です。したがって、中足骨が病変部位として適切です。選びやすい理由:「中足骨」という大まかな表現から、具体的な部位(第2中足骨頭)が直接連想されにくい場合があり、他の足根骨と迷う可能性があります。混同注意:他の足根骨の骨壊死(例:舟状骨のケーラー病、踵骨のセーバー病など)と混同されることがありますが、フライバーグ病は中足骨頭に特異的です。
国試ポイント
足部の骨壊死性疾患の好発部位を正確に理解しているかを問う問題です。病名と主な罹患骨の組み合わせを確実に覚えている必要があります。特に、足根骨や中足骨の骨壊死は多数存在するため、それぞれの特徴を区別する知識が求められます。
混同注意
舟状骨のケーラー病(Kohler病)、踵骨のSever病(セーバー病)、距骨の離断性骨軟骨炎など、足部の様々な部位に発生する骨壊死性疾患や骨端症と混同されやすいです。それぞれ病変部位、好発年齢、性差などが異なります。
次に同じ論点が出たら
次にこの論点が出題された場合、フライバーグ病の好発年齢や性別、または初期症状や診断方法について問われる可能性があります。また、他の足部骨の骨壊死性疾患(ケーラー病、セーバー病など)との鑑別を求める複合問題となることも考えられます。
関連知識
骨壊死性疾患の概念、好発部位、原因(特発性、ステロイド性など)、好発年齢、性差、症状(痛み、圧痛、腫脹)、診断(X線、MRI)、治療(保存療法、手術療法)。他の足部の疾患(外反母趾、扁平足、足底筋膜炎など)との鑑別。