過多月経が引き起こす合併症として最も適切なものはどれか。
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正解は3番
解説
過多月経は1回の月経血量が多い状態であり、持続的な過剰出血により体内の鉄分が失われ、鉄欠乏性貧血を引き起こす代表的な原因となる。
選択肢ごとの解説
- 1. 高プロラクチン血症は下垂体からのプロラクチン分泌過剰によって起こり、過多月経ではなく無月経や乳汁分泌の原因となる。
- 2. 高血圧症は血管内圧の上昇や心血管系の障害に基づく疾患であり、過多月経の直接的な合併症ではない。
- 3. 正解。過多月経は1回の月経血量が多い状態であり、持続的な過剰出血により体内の鉄分が失われ、鉄欠乏性貧血を引き起こす代表的な原因となる。
- 4. 続発性無月経は、一度発来した月経が3ヶ月以上停止した状態であり、出血過多による過多月経とは病態が異なる。
国試ポイント
月経異常の種類とそれに伴う主な症状や合併症(過多月経と鉄欠乏性貧血など)の結びつきが問われる。
覚え方
血が出すぎたら:過多月経 ➔ 鉄不足で貧血
対になる知識
女性生殖器系の異常に関連する病態として、授乳期には高プロラクチン血症が持続することで続発性無月経が引き起こされる。一方、子宮筋腫や子宮腺筋症などの器質的疾患やホルモン異常による過多月経は、慢性的な失血を招き鉄欠乏性貧血の原因となる。
関連知識
過多月経は月経血量の著しい増加を特徴とし、子宮平滑筋腫や子宮腺筋症などの器質的疾患が背景にあることが多い。慢性的な出血による鉄分の喪失から、動悸、息切れ、易疲労感、顔色不良といった鉄欠乏性貧血の典型的な症状を呈するため、原疾患の治療とともに鉄剤の投与が行われる。