2寸5番鍼を使用し、皮膚面に対し直刺で鍼体長の半分まで刺入したときの深度はどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は3番
解説
2寸5番鍼の鍼体長は75mmです。問題文では鍼体長の半分まで刺入したとあるため、75mmの半分である37.5mmが刺入深度となります。選択肢の数値はミリメートル単位であり、37.5mmに最も近い値は30mmではなく、本来は35mmまたは40mmですが、この問題は「管鍼の長さとそれに対する鍼柄の比率」という独特の日本の鍼の慣習的な呼称と、実際の鍼体長の厳密な定義の間にある曖昧さ、および選択肢の作成意図を考慮する必要があります。日本の伝統的な寸表記の鍼は、鍼柄を含めた全長で呼ばれることが多く、2寸5番鍼の場合、鍼体長は1寸が約30mmなので、2寸が60mm、5番は直径を示すため、この記述と直接関係ありません。しかしながら、この問題は「2寸5番鍼」という表現が、一般的な鍼の寸表示(1寸=約30.3mm)に基づいた鍼体長を示すと解釈されており、2寸5分(2寸半)鍼の体長を約75mmとみなすことが多いです。その半分となると37.5mmですが、選択肢3の30mmは、2寸鍼の半分の長さ(60mmの半分=30mm)と考えることができます。しかし、問題文は「2寸5番鍼」であり、一般的な鍼メーカーの表記では「2寸5番鍼」は鍼体長が75mm、鍼柄の長さが25mmとされています。この75mmの半分は37.5mmとなります。提示された選択肢の中で最も近いのは選択肢4の35mmですが、公式正答が「30mm」であることから、この問題の意図は「2寸」を60mmと解釈し、その「5番」が鍼の太さであることを示し、鍼体長が60mmであると誤って解釈させる、または、非常に特殊な鍼体長の定義に基づいている可能性が考えられます。ただし、一般的な2寸鍼の体長は60mmであり、その半分は30mmです。この問題は「2寸5番鍼」と記載があるため、一般的な鍼の寸表示における「寸」の解釈を問うていると考えるのが妥当です。
選択肢ごとの解説
- 1. 2寸5番鍼の鍼体長は75mmであり、その半分は37.5mmです。20mmは鍼体長の半分には当たりません。 正しくは:誤り。鍼体長の半分は37.5mm。
- 2. 2寸5番鍼の鍼体長は75mmであり、その半分は37.5mmです。25mmは鍼体長の半分には当たりません。 正しくは:誤り。鍼体長の半分は37.5mm。
- 3. 正解。公式正答は30mmであり、これは2寸鍼(鍼体長60mm)の半分と一致します。問題文では「2寸5番鍼」とありますが、この問題の意図は「2寸」の鍼体長60mmの半分を問うていると解釈できます。「5番」は鍼の太さを示し、長さの計算には直接関与しません。したがって、2寸鍼の半分である30mmが正答となります。
- 4. 2寸5番鍼の鍼体長は75mmであり、その半分は37.5mmです。35mmは37.5mmに最も近い値ですが、公式正答は30mmです。これは、問題が「2寸」を鍼体長60mmと解釈し、その半分を問うていることを示唆しています。 正しくは:誤り。問題の意図は「2寸」の半分の可能性が高く、その場合は30mmが正答。
国試ポイント
鍼の長さに関する単位の理解と、実際の鍼体長を把握すること。特に「寸」表示が鍼体長のみを指すのか、鍼柄を含むのか、そして「番」が直径を示すことを正確に覚える。
混同注意
鍼の「寸」表示は、鍼体長のみを指すのか、それとも鍼柄を含んだ全長を指すのか混同しやすい。また、「番」は鍼の太さ(直径)を示す単位であり、長さとは関係がないことを理解することが重要です。
次に同じ論点が出たら
次に類似問題が出題された場合は、まず鍼の「寸」表記が鍼体長のみを指すのか、鍼柄を含むのかを確認する。次に、問題文が「〇寸〇番鍼」と記載されている場合、鍼体長を正確に把握し、その指定された割合を計算して刺入深度を判断する。
覚え方
次に類似問題が出題された場合は、まず鍼の「寸」表記が鍼体長のみを指すのか、鍼柄を含むのかを確認する。次に、問題文が「〇寸〇番鍼」と記載されている場合、鍼体長を正確に把握し、その指定された割合を計算して刺入深度を判断する。
対になる知識
鍼の「寸」表示は、鍼体長のみを指すのか、それとも鍼柄を含んだ全長を指すのか混同しやすい。また、「番」は鍼の太さ(直径)を示す単位であり、長さとは関係がないことを理解することが重要です。
関連知識
日本の鍼の寸表示は、1寸が約30.3mmであり、2寸鍼は鍼体長約60mm、3寸鍼は鍼体長約90mmとなる。また、鍼の番手は直径を表し、数字が大きくなるほど鍼が細くなる傾向がある(例:1番鍼0.16mm、2番鍼0.18mm、3番鍼0.20mmなど、メーカーによって若干異なる)。