上肢の筋とその主たる作用の組合せで正しいものはどれか。
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正解は2番
解説
浅指屈筋は前腕の屈筋群の一つであり、第2〜5指の近位指節間関節(PIP関節)の屈曲に作用する。手根管を通って手部へと至る解剖学的特徴を持つ。
選択肢ごとの解説
- 1. 腕橈骨筋は肘関節の屈曲に作用する。伸展ではなく、特に前腕が中間位にあるときに強く働く。
- 2. 正解。浅指屈筋は前腕の屈筋群の一つであり、第2〜5指の近位指節間関節(PIP関節)の屈曲に作用する。手根管を通って手部へと至る解剖学的特徴を持つ。
- 3. 長掌筋は手根管の浅層を通り、橈骨手根関節の屈曲および手掌腱膜の緊張に作用する。手関節の伸展に作用するわけではないため、伸展と屈曲の作用を誤認している点で不適切である。
- 4. 大円筋は肩関節の内転と内旋、および伸展に作用する。外転・外旋ではなく内転・内旋である。
国試ポイント
前腕の浅指屈筋・深指屈筋の停止部と作用(PIP関節 vs DIP関節の屈曲)は、手部の運動学としてよく問われる。
覚え方
浅い(浅指屈筋)ほうが手前(近位PIP)、深い(深指屈筋)ほうが遠く(遠位DIP)。
対になる知識
浅指屈筋は近位指節間関節(PIP関節)の屈曲に作用し、深指屈筋は遠位指節間関節(DIP関節)の屈曲に作用する。手指の屈曲運動において、それぞれの筋がどの関節を動かすかは国家試験の定番の知識である。
関連知識
浅指屈筋の腱は手根管を通って手部へと至る。上肢の筋では、腕橈骨筋が橈骨神経支配であり、前腕中間位での肘屈曲に最も有利に働くことや、上腕の屈筋として上腕二頭筋・上腕筋・烏口腕筋があることも同時に覚えるべきである。