アテトーゼ型脳性麻痺の臨床的特徴として正しいのはどれか。
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正解は2番
解説
アテトーゼ型脳性麻痺は、不随意運動(アテトーゼ)を特徴とし、四肢や顔面などに持続的で不規則な、うねるような不随意運動がみられる。これにより筋肉の緊張が変動し、持続的で不安定な、不規則な動きを伴う歩行(不安定歩行)を呈する。
選択肢ごとの解説
- 1. はさみ脚歩行は痙直型脳性麻痺に特徴的な歩行様式であり、股関節の内転・内旋および膝関節の屈曲による下肢の過緊張が原因である。
- 2. 正解。アテトーゼ型脳性麻痺は、不随意運動(アテトーゼ)を特徴とし、四肢や顔面などに持続的で不規則な、うねるような不随意運動がみられる。これにより筋肉の緊張が変動し、持続的で不安定な、不規則な動きを伴う歩行(不安定歩行)を呈する。
- 3. 失調性歩行は、小脳障害や失調型脳性麻痺などでみられる、ふらつきを伴うバランスの悪い歩行様式である。
- 4. 鶏歩は下垂足(腓骨神経麻痺など)が原因で、つま先が垂れるため足を引きずらないよう高く上げて歩く歩行様式である。
国試ポイント
脳性麻痺の病型と歩行様式の対応(痙直型=はさみ脚歩行、アテトーゼ型=不随意運動を伴う不安定歩行など)を区別して問われる。
覚え方
アテトーゼ = 不規則なうねる動き = 不安定歩行
対になる知識
脳性麻痺の臨床型に応じた歩行障害の特徴として、痙直型脳性麻痺では錐体路障害による下肢の筋緊張亢進のため両下肢が交差するようなはさみ脚歩行を呈し、失調型脳性麻痺では小脳やその関連回路の障害によるバランス・協調運動障害のため千鳥足のような不安定歩行を呈する。
関連知識
脳性麻痺は受胎から生後早期までの未熟な脳に生じた非進行性の損傷に基づく、運動および姿勢の異常の総称である。臨床型には痙直型、アテトーゼ型、失調型などがあり、それぞれ特有の運動障害や歩行の不自然さを呈する。運動発達の遅れや不随意運動に対しては、理学療法、作業療法、言語聴覚療法、補装具療法などを組み合わせた継続的なリハビリテーションが行われる。