膝窩横紋上で半腱様筋腱の外縁にあるのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は3番
解説
膝窩横紋上で半腱様筋腱の内縁にあるのは陰谷(KI10)であり、問題文では「半腱様筋腱の外縁」とあるため、この記述は陰谷の位置関係と合致しないように見えますが、実際には陰谷は半腱様筋腱と半膜様筋腱の間に位置し、厳密には半腱様筋腱の内側にあります。しかし、他の選択肢が膝窩横紋上での半腱様筋腱の外縁に該当しないため、消去法で陰谷が最も近い選択肢となります。問題文の「外縁」という表現は、内縁に位置する他の経穴との相対的な位置関係を示唆している可能性があります。
選択肢ごとの解説
- 1. 膝関(GB33)は膝関節外側、腓骨小頭の前上方に位置し、膝窩横紋上ではありません。 正しくは:膝関は、腓骨小頭の前上方に位置する経穴です。
- 2. 委陽(BL39)は、膝窩横紋の外方で、大腿二頭筋腱の内側に位置し、半腱様筋腱の外縁ではありません。また、委陽は膝窩横紋中央の委中から外方1寸にあります。 正しくは:委陽は、膝窩横紋の外方、大腿二頭筋腱の内側に位置します。
- 3. 正解。陰谷(KI10)は、膝窩横紋上で、半腱様筋腱と半膜様筋腱の間、または半腱様筋腱の内縁に位置します。問題文の「半腱様筋腱の外縁」という表現は厳密には異なりますが、他の選択肢がより不正確であるため、消去法でこれが正解となります。経絡図によっては半腱様筋腱の内縁と説明されることが多いです。
- 4. 曲泉(LR8)は、膝関節内側、大腿骨内側上顆と脛骨内側顆の間、半膜様筋腱の前縁または内側上顆の前方に位置し、半腱様筋腱の外縁ではありません。 正しくは:曲泉は、膝関節内側、大腿骨内側上顆と脛骨内側顆の間に位置します。
国試ポイント
膝窩部の主要な経穴の位置と、周辺の解剖学的構造物(特に腱や筋)との関係を正確に覚えることが重要です。半腱様筋腱、半膜様筋腱、大腿二頭筋腱といったランドマークを基準に経穴を特定できるようにする知識が問われています。
混同注意
膝窩部の経穴は、互いに近接しているため混同しやすいです。特に委陽(BL39)と委中(BL40)は膝窩中央に位置し、陰谷(KI10)と曲泉(LR8)はそれぞれ内側と外側に位置するため、それぞれのランドマークを正確に把握することが区別の鍵となります。
次に同じ論点が出たら
次回同様の問題が出た場合は、まず膝窩横紋の位置を特定し、次に半腱様筋腱、半膜様筋腱、大腿二頭筋腱といった主要な腱を触知して、それぞれの腱の内側、外側、間などに位置する経穴を判断します。特に半腱様筋腱と半膜様筋腱は内側にあるため、それらに関連する経穴に注目します。
覚え方
次回同様の問題が出た場合は、まず膝窩横紋の位置を特定し、次に半腱様筋腱、半膜様筋腱、大腿二頭筋腱といった主要な腱を触知して、それぞれの腱の内側、外側、間などに位置する経穴を判断します。特に半腱様筋腱と半膜様筋腱は内側にあるため、それらに関連する経穴に注目します。
対になる知識
膝窩部の経穴は、互いに近接しているため混同しやすいです。特に委陽(BL39)と委中(BL40)は膝窩中央に位置し、陰谷(KI10)と曲泉(LR8)はそれぞれ内側と外側に位置するため、それぞれのランドマークを正確に把握することが区別の鍵となります。
関連知識
膝窩中央には膀胱経の委中(BL40)があり、膝窩横紋中央で腓腹筋内側頭と外側頭の間です。委陽(BL39)は委中の外方1寸に位置します。曲泉(LR8)は膝関節内側、大腿骨内側上顆と脛骨内側顆の間で、半膜様筋腱の前縁、または大腿骨内側上顆の前方にあります。これらの位置関係を合わせて覚えることで、膝窩部の経穴を立体的に理解できます。