特定の期間における出生数を分母とする母子保健の指標はどれか。
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正解は4番
解説
乳児死亡率は、特定の年における出生数を分母とし、同年の生後1年未満の死亡数を分子として算出される母子保健の最も重要な指標の一つである。出生に対する生後1年未満の死亡の割合を示し、その国の社会経済状況や医療・公衆衛生水準を反映する重要な健康指標として用いられる。千分率で表されるのが一般的である。
選択肢ごとの解説
- 1. 受療率は人口に対する患者数を表す医療施設調査の指標であり、出生数を分母にはしないため誤りである。
- 2. 老年人口指数は生産年齢人口に対する老年人口の割合を示す人口学的指標であり、出生数は分母としないため誤りである。
- 3. 完全失業率は労働力人口を分母とする労働市場の指標であり、出生数は用いないため誤りである。
- 4. 正解。乳児死亡率は、特定の年における出生数を分母とし、同年の生後1年未満の死亡数を分子として算出される母子保健の最も重要な指標の一つである。出生に対する生後1年未満の死亡の割合を示し、その国の社会経済状況や医療・公衆衛生水準を反映する重要な健康指標として用いられる。千分率で表されるのが一般的である。
国試ポイント
各母子保健指標(乳児死亡率、死産率、周産期死亡率など)の「分子と分母の定義」を正確に暗記していることが問われる。
覚え方
乳児は「産(出生数)」まれて「1年未満」で亡くなる
対になる知識
乳児死亡率は分母に出生数、分子に生後1歳未満の死亡数を用いる。新生児死亡率も同様に出生数を分母とし、分子を生後28日未満の死亡数として計算するため、母子保健における基本的な分母の選択基準としてセットで覚える。
関連知識
乳児死亡の主な原因には、先天奇形、染色体異常、低出生体重、乳幼児突然死症候群(SIDS)などが挙げられる。周産期管理や新生児医療の進歩に伴い、乳児死亡率は継続的な減少傾向を示している。