刺鍼時における押手の役割として最も適切なものはどれか。
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正解は2番
解説
押手は、皮膚の緊張度調節や痛みの軽減だけでなく、刺鍼時に患者の急な体動をいち早く察知し、それによる鍼の動揺や医療事故を防ぐ安全管理上の重要な役割を担う。したがって記述1が最も適切である。
選択肢ごとの解説
- 1. これは刺手の役割。本問の押手ではなく、刺手が鍼を直接把持して経穴へ刺入する操作を行う。
- 2. 正解。押手は、皮膚の緊張度調節や痛みの軽減だけでなく、刺鍼時に患者の急な体動をいち早く察知し、それによる鍼の動揺や医療事故を防ぐ安全管理上の重要な役割を担う。したがって記述1が最も適切である。
- 3. 鍼管の回転は刺入補助の操作の一部であり、押手の主要な安全管理上の役割とは異なる。
- 4. これはバイタルサイン確認の意義。本問の押手の役割ではなく、全身管理として必要に応じて行われるものである。
国試ポイント
押手が持つ安全管理面での機能(体動の察知、事故防止)を問う問題が出題される。
覚え方
押手は「皮膚を押さえ、体動を押さえる(防ぐ)」。
対になる知識
刺手は鍼を直接把持して刺入や手技の操作を行う主たる役割を担う。一方、押手は刺入部位の皮膚の緊張度を調節するとともに、患者の急な体動を察知して動揺や事故を防ぐ安全管理の役割を持つ。
関連知識
臨床における安全管理として、押手は単に皮膚を緊張させるだけでなく、患者の体動や筋緊張の変化をいち早く感知するセンサーの役割も果たす。不意の体動による折鍼や神経損傷などの医療事故を未然に防ぐため、両手による確実な把持と注意深い観察が不可欠である。