児童相談所が対応した児童虐待相談において、最も割合が高い主な加害者はどれか。
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正解は4番
解説
我が国の児童相談所における児童虐待相談の対応件数では、実母が全体の半数以上を占め、最も割合が高い主な加害者となっている。育児負担の集中や孤立などが背景にあることが多い。
選択肢ごとの解説
- 1. 教職員は学校現場における教育関係者であり、家庭内での養育者にあたらない。児童虐待の大部分は家庭内で発生するため、教職員が主な加害者となることは統計的にあり得ない。
- 2. 祖父母などの親族による虐待相談も報告されているが、核家族化や同居形態の割合を反映して、実親と比較するとその件数や割合は著しく低い。本問の最多は実母である。
- 3. 実父は実母に次いで2番目に高い割合を占めるが、統計上最多の加害者ではない。児童相談所における相談対応件数では、日常的に養育を担う時間が長い実母が最多となる。
- 4. 正解。我が国の児童相談所における児童虐待相談の対応件数では、実母が全体の半数以上を占め、最も割合が高い主な加害者となっている。育児負担の集中や孤立などが背景にあることが多い。
国試ポイント
児童虐待の統計における主な加害者の順位(実母が最多)や虐待の種類(心理的虐待が最多)の知識が国家試験で問われやすい。
覚え方
児童虐待の加害者は「母」がトップ(実母 > 実父)。
対になる知識
我が国の児童虐待相談統計における虐待の種類別では、心理的虐待が最も多く、次いで身体的虐待、ネグレクト、性的虐待の順に占める割合が高い傾向にある。種別ごとの傾向を把握し、早期対応につなげることが求められる。
関連知識
児童虐待の背景には、育児に対する心理的不安、家庭の孤立、経済的な困窮、ドメスティック・バイオレンスなどが深く関与している。そのため、福祉、医療、教育などの多職種が連携し、早期発見と総合的な支援体制を構築することが重要である。