寿命が最も長い細胞はどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は1番
解説
神経細胞は分化した後に細胞分裂をほとんど行わず、一度形成されるとアポトーシスを起こすか機能不全に陥るまで生存し続けるため、その寿命は他の多くの体細胞と比較して非常に長い。これは神経系の安定した機能維持に不可欠である。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。神経細胞は高度に分化しており、細胞分裂をほとんど行わないため、他の選択肢の細胞と比較して最も寿命が長い。
- 2. 赤血球は核を持たず、ヘモグロビンを運搬する機能に特化しており、寿命は約120日と比較的短い。脾臓で破壊される。 正しくは:赤血球の寿命は約120日である。
- 3. 血小板は止血に重要な役割を果たすが、核を持たず、寿命は約10日と非常に短い。 正しくは:血小板の寿命は約10日である。
- 4. 上皮細胞は体表面や管腔の内面を覆い、物理的保護や吸収・分泌などの機能を持つが、頻繁に剥がれ落ちては再生するため、寿命は比較的短い(数日〜数週間)。 正しくは:上皮細胞の寿命は数日〜数週間である。
国試ポイント
各細胞の一般的な寿命を理解し、特に分化度が高く細胞分裂をしない細胞は寿命が長いことを覚える。
混同注意
細胞の寿命と組織の再生能力は混同しやすい。神経細胞は寿命が長いが、再生能力は低い。
次に同じ論点が出たら
細胞の寿命に関する問題が出た場合、その細胞が細胞分裂を行うか否か、またその組織が再生能力を持つかどうかに注目して判断する。
覚え方
細胞の寿命に関する問題が出た場合、その細胞が細胞分裂を行うか否か、またその組織が再生能力を持つかどうかに注目して判断する。
対になる知識
細胞の寿命と組織の再生能力は混同しやすい。神経細胞は寿命が長いが、再生能力は低い。
関連知識
体細胞の寿命は数日〜数十年と幅広く、機能や組織によって異なる。特に、造血幹細胞から分化する血球系細胞は寿命が短い傾向にある。