改訂日本版フレイル基準に含まれる項目はどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は4番
解説
改訂日本版フレイル基準は、身体的フレイルの評価に用いられる項目であり、握力低下、歩行速度低下、疲労感、体重減少、身体活動性低下の5項目から構成されます。筋力低下は、握力低下としてこの基準に含まれる主要な要素であり、サルコペニアの診断基準とも関連が深いです。
選択肢ごとの解説
- 1. 骨密度低下は、骨粗鬆症の診断基準には含まれますが、改訂日本版フレイル基準の直接的な項目ではありません。 正しくは:骨密度低下はフレイル基準には含まれません。フレイルの基準は握力低下、歩行速度低下、疲労感、体重減少、身体活動性低下です。
- 2. 聴力低下は、加齢に伴う感覚器機能の低下ではありますが、改訂日本版フレイル基準の直接的な項目としては含まれていません。 正しくは:聴力低下はフレイル基準には含まれません。フレイルの基準は握力低下、歩行速度低下、疲労感、体重減少、身体活動性低下です。
- 3. 認知機能低下は、フレイルと密接に関連し、特に認知症とフレイルは相互に影響し合うことが知られていますが、改訂日本版フレイル基準の身体的フレイルの直接的な項目ではありません。 正しくは:認知機能低下はフレイル基準には含まれません。フレイルの基準は握力低下、歩行速度低下、疲労感、体重減少、身体活動性低下です。
- 4. 正解。改訂日本版フレイル基準には、握力低下という形で筋力低下の項目が含まれています。これはフレイルの身体的側面を評価する上で重要な指標です。
国試ポイント
フレイルの診断基準と、構成する主要な身体的要素を正確に理解しておくことが重要です。特に日本版フレイル基準の具体的内容を覚える必要があります。
混同注意
フレイルは「虚弱」を意味し、加齢に伴う様々な心身機能の低下状態を指します。サルコペニア(加齢性筋肉減少症)はフレイルの一要因であり、必ずしも同一ではありません。また、単なる「加齢」とフレイルも区別が必要です。
次に同じ論点が出たら
次に類似問題が出題された場合は、改訂日本版フレイル基準の5項目(体重減少、疲れやすい、活動性の低下、歩行速度の低下、握力低下)を全て想起し、該当する選択肢を選ぶ。
覚え方
次に類似問題が出題された場合は、改訂日本版フレイル基準の5項目(体重減少、疲れやすい、活動性の低下、歩行速度の低下、握力低下)を全て想起し、該当する選択肢を選ぶ。
対になる知識
フレイルは「虚弱」を意味し、加齢に伴う様々な心身機能の低下状態を指します。サルコペニア(加齢性筋肉減少症)はフレイルの一要因であり、必ずしも同一ではありません。また、単なる「加齢」とフレイルも区別が必要です。
関連知識
フレイルは、要介護状態や死亡のリスクを高める状態であり、早期発見と介入が重要です。日本老年医学会が提唱するフレイルの概念は、身体的フレイルだけでなく、精神・心理的フレイル、社会的フレイルも含まれます。基準項目として、体重減少、疲れやすい、活動性の低下、歩行速度の低下、握力低下があります。3項目以上でフレイル、1〜2項目でプレフレイルと診断されます。