脳性麻痺の病型で最も多いのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は2番
解説
脳性麻痺の病型で最も頻度が高いのは痙直型であり、全体の約70〜80%を占めます。これは、脳の運動皮質や錐体路の損傷によって筋緊張の亢進が起こるためです。症状としては、筋の硬直や深部腱反射の亢進が見られます。
選択肢ごとの解説
- 1. アテトーゼ型は、錐体外路系の障害により不随意運動(アテトーゼ運動)を特徴としますが、頻度は痙直型に次いで高く、約10〜20%程度とされています。最も多い病型ではありません。 正しくは:最も多いのは痙直型です。
- 2. 正解。痙直型は、脳性麻痺の病型の中で最も頻度が高く、全体の約70〜80%を占めます。大脳の運動皮質や錐体路の損傷が原因とされ、筋緊張の亢進を主徴とします。
- 3. 失調型は、小脳の障害により平衡機能障害や協調運動障害を特徴としますが、頻度は低く、約5〜10%程度とされています。最も多い病型ではありません。 正しくは:最も多いのは痙直型です。
- 4. 混合型は、複数の病型(主に痙直型とアテトーゼ型)の特徴を併せ持つ場合を指しますが、頻度は約10%程度とされ、最も多い病型ではありません。 正しくは:最も多いのは痙直型です。
国試ポイント
脳性麻痺の病型とその頻度、特徴を理解することが重要です。特に最も頻度が高い病型を確実に覚える必要があります。
混同注意
脳性麻痺の主要な病型(痙直型、アテトーゼ型、失調型、混合型)それぞれの特徴と、それらがどの部位の障害によって生じるかを混同しないように区別することが重要です。
次に同じ論点が出たら
「脳性麻痺の病型で最も多いのはどれか」という問いに対しては、常に「痙直型」を選択肢から探して判断します。
覚え方
「脳性麻痺の病型で最も多いのはどれか」という問いに対しては、常に「痙直型」を選択肢から探して判断します。
対になる知識
脳性麻痺の主要な病型(痙直型、アテトーゼ型、失調型、混合型)それぞれの特徴と、それらがどの部位の障害によって生じるかを混同しないように区別することが重要です。
関連知識
脳性麻痺は、出生前、周産期、生後早期に生じた非進行性の脳病変に基づく、姿勢および運動の異常と定義されます。痙直型はさらに両麻痺、片麻痺、四肢麻痺に分類され、特に両麻痺が最も多く見られます。また、アテトーゼ型は錐体外路系の障害、失調型は小脳の障害に起因します。