血小板の生理的特徴について正しいのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
正解は3番
解説
血小板は骨髄の巨核球からちぎれて生じる有形の血液成分であり、血液凝固や止血に重要な役割を果たす。その生理的寿命は約7〜10日であり、脾臓などで破壊される。したがってこの記述は正しい。
選択肢ごとの解説
- 1. 赤血球の産生(造血)は主に骨髄で行われる。胎児期には肝臓や脾臓も造血を行うが、成人では骨髄が中心となる。
- 2. リンパ球は白血球の一種であり、核を持つ有核細胞である。核を持たないのは成熟した赤血球や血小板である。
- 3. 正解。血小板は骨髄の巨核球からちぎれて生じる有形の血液成分であり、血液凝固や止血に重要な役割を果たす。その生理的寿命は約7〜10日であり、脾臓などで破壊される。したがってこの記述は正しい。
- 4. 赤血球の平均寿命は約120日であり、約30日ではない。古くなった赤血球は主に脾臓のマクロファージによって破壊・処理されるため、この記述は医学的事実と異なる。
国試ポイント
各血球成分(赤血球・白血球・血小板)の寿命や有核・無核の区別、産生部位は国家試験の定番である。特に血小板の寿命(7〜10日)と赤血球の寿命(120日)は正確に暗記しておくこと。
覚え方
血小板(7〜10日)は短い、赤血球(120日)は4ヶ月。
対になる知識
赤血球の平均寿命は約120日であり、白血球の寿命は種類により数時間から数日と多様であるのに対し、血小板の寿命は約7〜10日と比較的短く、常に骨髄で新しいものが産生され続けている。
関連知識
血小板は巨核球の細胞質がちぎれて生じる無核の血球成分であり、一次止血において血管損傷部位に凝集して血栓を形成する。また、その一定量が脾臓内に常に貯留されており、必要に応じて循環血中に動員される。