血小板が増加するのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
出典:公益財団法人東洋療法研修試験財団ホームページ(過去の試験問題等)。問題文・選択肢は公式の問題冊子のとおり掲載しています(文字の体裁を一部整えています)。解説は medimichi が作成したものです。
正解は1番
解説
出血は体内の血液量を減少させ、骨髄を刺激して造血能を高める。特に血小板は止血に重要な役割を果たすため、出血時にはその産生が亢進し、結果として血小板数が増加することがある。
選択肢ごとの解説
- 1. 正解。出血により骨髄が刺激され、血小板産生が促進されるため、血小板数が増加することがある。これは反応性血小板増加症の一種である。
- 2. 紫斑病(特に特発性血小板減少性紫斑病: ITP)は、自己免疫により血小板が破壊されることで血小板が減少する疾患である。そのため、血小板は増加しない。 正しくは:紫斑病(ITPなど)では血小板は減少する。
- 3. 急性白血病では、骨髄が異常な白血病細胞で占められるため、正常な造血機能が阻害される。このため、血小板は通常減少する。 正しくは:急性白血病では血小板は減少する。
- 4. 再生不良性貧血は、骨髄の造血幹細胞の機能不全により、赤血球、白血球、血小板の全ての血球が減少する疾患である。そのため、血小板は増加しない。 正しくは:再生不良性貧血では血小板は減少する。
国試ポイント
出血と血小板数の関係を理解すること、および他の血液疾患における血小板数の変動を把握すること。
混同注意
出血による血小板増加と、血小板減少を伴う疾患(例: 特発性血小板減少性紫斑病)を混同しない。
次に同じ論点が出たら
出血が起こった場合、特に慢性的な出血や回復期には、骨髄の反応性亢進により血小板が増加する可能性を第一に判断する。
覚え方
出血が起こった場合、特に慢性的な出血や回復期には、骨髄の反応性亢進により血小板が増加する可能性を第一に判断する。
対になる知識
出血による血小板増加と、血小板減少を伴う疾患(例: 特発性血小板減少性紫斑病)を混同しない。
関連知識
血小板の機能(一次止血)、血小板産生(巨核球由来、トロンボポエチンの関与)、主要な血小板増加症(本態性血小板血症など)および血小板減少症(DIC、ITP、骨髄不全など)を関連付けて覚える。