産業衛生管理における作業管理の具体例として正しいのはどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
正解は4番
解説
産業衛生における作業管理とは、有害要因にさらされる作業者の作業方法や、保護具の使用などを管理することである。呼吸用保護具や防音保護具の着用は、作業者が直接身につけて有害因子のばく露を防ぐ典型的な作業管理の例である。
選択肢ごとの解説
- 1. 定期健康診断の実施は、労働者の健康状態を直接把握し疾病を予防する「健康管理」に分類される。
- 2. 職場内の作業環境測定は、作業環境の状態を把握するためのものであり「作業環境管理」の範疇に含まれる。
- 3. 局所排気装置の設置は、作業環境中の有害要因を除去・低減するための対策であり「作業環境管理」に分類される。
- 4. 正解。産業衛生における作業管理とは、有害要因にさらされる作業者の作業方法や、保護具の使用などを管理することである。呼吸用保護具や防音保護具の着用は、作業者が直接身につけて有害因子のばく露を防ぐ典型的な作業管理の例である。
国試ポイント
産業衛生の三管理(作業環境管理・作業管理・健康管理)のそれぞれの具体例(測定・装置=作業環境管理、保護具・作業時間=作業管理、健康診断=健康管理)の区別が問われる。
覚え方
「環境」を直す(排気装置)、「作業者自身」がつける(保護具)、「体」を調べる(健康診断)。
対になる知識
作業環境管理の例:局所排気装置の設置、作業環境測定 / 作業管理の例:保護具の使用、作業姿勢の改善、作業時間の短縮 / 健康管理の例:定期健康診断、特殊健康診断、面接指導
関連知識
労働安全衛生法に基づき、事業者は労働者の安全と健康を確保することが義務付けられている。産業医などの専門スタッフは、健康管理や作業管理、作業環境管理などの見地から指導や助言を行い、職業性疾病の予防に努める。