食中毒統計における発生件数が最も多い施設の種類はどれか。
選択肢をタップすると答えと解説が表示されます
正解は4番
解説
厚生労働省の食中毒統計によると、年間の食中毒発生件数および患者数のいずれにおいても、飲食店での発生が最も多い。したがってこれが正解となる。
選択肢ごとの解説
- 1. 仕出し屋は大規模な食中毒の原因となることがあるが、全体の発生件数の最多ではない。
- 2. 集団給食施設での食中毒は一度に多くの患者が発生しやすいが、発生件数自体は飲食店が多い。
- 3. 旅館やホテルなどの宿泊施設でも集団食中毒の発生事例は存在するが、日々の営業数や不特定多数の利用者が継続的に食事をとる飲食店の総数と比較すると、食中毒統計における発生件数の割合ははるかに少ない。
- 4. 正解。厚生労働省の食中毒統計によると、年間の食中毒発生件数および患者数のいずれにおいても、飲食店での発生が最も多い。したがってこれが正解となる。
国試ポイント
食中毒統計において「どの施設での発生が最多か」は公衆衛生学の定番知識である。「発生件数」「患者数」ともに飲食店が最多であることを覚える。
覚え方
食中毒の最多は「外食(飲食店)」と直結させて覚える。
対になる知識
家庭における食中毒は実際には多数発生していると考えられるが、軽症例などは個人の判断で対処されることが多く、公的な統計データとして把握されにくいという限界がある。そのため、集団発生が表面化しやすい飲食店などが統計上の発生割合で上位を占める構造となっている。
関連知識
食中毒の主要な原因微生物には、細菌性のカンピロバクターやサルモネラ属菌、腸炎ビブリオ、そしてウイルス性のノロウイルスなどが挙げられる。それぞれ原因となる食品や好発する季節、症状の発現機序に明確な特徴があり、総合的な衛生管理対策が求められる。