病気の解説

かぜ(かぜ症候群)

まず相談する診療科耳鼻咽喉科
この解説の項目6項目

受診の目安

かぜ(かぜ症候群)では、主な自覚は鼻水・鼻づまりと咽頭の痛みです。こうした症状が続く・繰り返す・だんだん強くなるときや、不安があるときは、耳鼻咽喉科を受診してください。市販薬などで改善しないときも相談の目安です。

基本

概要

鼻から喉のあたりまでをとおして起こる急性の炎症が、いわゆるかぜ症候群です。時には炎症がのどだけでなく、気管や気管支、肺といった下気道へ広がることもあります。

主な症状

主な自覚は鼻水・鼻づまりと咽頭の痛みです。発熱や頭痛、体のだるさを感じることもあります。炎症が下気道へ広がると、せきや痰が出ることがあります。

原因

かぜの原因微生物の多くはウイルスです。ライノウイルスやコロナウイルスが多く、RSウイルスやパラインフルエンザウイルス、アデノウイルスなども続きます。ウイルス以外にも細菌が原因となる場合があります。

検査と診断

診断

診断は、ぬぐい液でウイルスを分離したり、初診時と約2週間後の血液検査で抗体の上昇をみて判断することがあります。ただし多くの場合は原因微生物の同定が難しく、身体所見だけで診断されることも少なくありません。

治療

治療

ウイルス性のかぜ症候群では安静や水分・栄養の補給などで自然に治癒します。ウイルスに効果のない抗菌薬は使いません。鼻汁を減らす薬や解熱剤などの対症療法を行います。ただし扁桃に細菌感染が疑われる場合には抗菌薬が選択されることがあります。

耳鼻咽喉科で扱うほかの病気

出典

参考: 日本呼吸器学会(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。