病気の解説
クラインフェルター症候群
別名:Klinefelter症候群、XXY、クラインフェルター男性
受診の目安
クラインフェルター症候群の症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、小児科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。
基本
概要
クラインフェルター症候群は、Y染色体とともに3本・4本・または5本のX染色体をもつことがある状態です。X染色体の数が多いほど知的能力障害や身体的な特徴の程度が重くなることがあります。主な特徴には思春期の到来、長身で手足が長い体型、髪型や体毛の発達の差、言語能力の問題、不妊傾向などが挙げられます。診断は血液サンプルでの染色体分析によって確定します。出生前に偶然診断されることもあり、出生後は思春期に疑われることが多いです。
主な症状
思春期には多くの症状が現れるわけではなく、知的機能の幅や言語能力に影響がみられることがあります。外見は身長が高いことや長い手足などの特徴を伴うことがあります。ひげの成長がまばらで胸が少し膨らむこともある場合があります。多くの男性は不妊の状態になりやすいです。
検査と診断
診断
診断は血液サンプルでの染色体分析によって確定します。出生前には母親の検査や胎児の細胞を用いた染色体分析を行うことがあります。出生後は思春期に症状が現れやすく、診断のきっかけになることが多いです。
治療
治療
小児期には言語療法が有益とされます。思春期以降はテストステロン補充療法を行う場合があります。ホルモン療法は骨密度を高め、男性的な特徴を促進するほか、行動や発達の問題の軽減にも役立つことがあります。生殖能力を維持するためのカウンセリングが重要になることもあります。
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出典
参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。