病気の解説

サルモネラ腸炎

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受診の目安

サルモネラ腸炎では、腸に感染すると、吐き気や腹部の痛み、続く水様性の下痢、発熱、嘔吐などの症状が現れます。症状が強い・急に悪化する・なかなか治らないときは、早めに消化器内科を受診してください。気になるときは放置せず相談してください。

基本

概要

サルモネラ腸炎は、サルモネラ菌が腸に感染して起こる腸炎です。12~48時間ほど前後で吐き気・腹痛・水のような下痢・発熱・嘔吐などの症状が始まり、通常は1~4日で治まります。ただし、症状が長く続いたり重くなることもあります。便が菌を含み続ける場合があり、キャリアと呼ばれることがあります。高齢者や乳児、基礎疾患のある人では合併症のリスクがある場合があります。

主な症状

腸に感染すると、吐き気や腹部の痛み、続く水様性の下痢、発熱、嘔吐などの症状が現れます。症状は人によって違い、軽いこともあれば長く続くこともあります。

検査と診断

診断

診断には便・膿・血液・直腸サンプルを採取して培養検査を行い、サルモネラ菌が特定されれば診断が確定します。必要に応じて感受性検査や遺伝子検査も行われることがあります。

治療

治療

胃腸炎の場合は経口で水分補給をします。重篤な感染リスクや菌血症の疑いがある人、器具や人工関節などの移植をしている人には抗菌薬を投与することがあります。小児には特定の薬が使われることもあります。菌血症がある場合や膿瘍がある場合は、それぞれ適切な治療が行われます。膿瘍は手術で膿を排出し、抗菌薬を投与します。大動脈・心臓弁・関節などの感染が疑われる場合は手術が必要となるケースがあります。

経過と生活

予防

サルモネラ感染を予防するには、鶏肉・卵・牛ひき肉を十分に加熱してから食べます。生卵や生乳を使った食品を避け、野菜などの農作物はよく洗います。手洗いを徹底し、生肉を扱った後は手や調理器具を石けんと水で清潔にします。爬虫類・両生類・鳥類などと触れた後も手を洗います。高リスク者には特別な注意が必要です。ワクチンは腸チフス用のものは存在しますが、サルモネラワクチンはありません。

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出典

参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。