病気の解説
シラミ症
しらみしょう
受診の目安
シラミ症では、寄生された部分の強いかゆみがあります。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、皮膚科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。
基本
概要
シラミ症は、シラミという小さな寄生虫が皮膚や髪の毛に寄生することで引き起こされる病気です。主にアタマジラミ、ケジラミ、コロモジラミの3種類があり、それぞれ異なる部位に寄生します。シラミに咬まれることで、強いかゆみや皮膚の炎症が生じることがあります。
主な症状
シラミ症の主な症状には、寄生された部分の強いかゆみがあります。アタマジラミに咬まれると、皮膚に小さな赤い点ができ、かき傷やじんま疹が見られることがあります。特に肩や腹部に症状が現れやすいです。また、ケジラミに咬まれると、青灰色の斑点が胸や太ももにできることがあります。まつ毛に寄生した場合は、眼のかゆみや灼熱感が生じることもあります。
検査と診断
診断
シラミ症の診断は、虫卵やシラミの存在を確認することで行います。アタマジラミの場合、濡らした髪を目の細かいくしでとかすことで、頭皮からシラミを見つけることができます。シラミの虫卵は毛の根元にしっかり付着しており、通常はシラミ自体よりも多く見つかります。コロモジラミやケジラミも、衣類や寝具の縫い目に見つかることがあります。
治療
治療
シラミ症の治療には、アタマジラミやケジラミに対して市販のシャンプーやクリーム剤が効果的です。虫卵を取り除くために、頭髪やまつ毛の処理が必要です。また、衣類や寝具は徹底的に洗濯するか、ドライクリーニングを行うことが推奨されます。洗えない物品は、気密性の高いビニール袋に入れて2週間保管することでシラミを殺すことができます。
治療
アタマジラミの治療には、ピレトリン系の薬剤やペルメトリンなどが用いられます。これらは頭皮に塗布し、一定時間置いてから洗い流します。ケジラミも同様の薬剤で治療可能で、まつ毛に寄生した場合はワセリンや特定の点眼薬を使用します。
治療
コロモジラミは衣類や寝具に寄生するため、薬剤は通常使用されません。医師は症状を治療し、シラミのいる衣類や寝具を交換するか、徹底的に洗濯することを推奨します。
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出典
参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。