病気の解説

ダニアレルギー

まず相談する診療科一般内科・総合診療科
この解説の項目6項目

受診の目安

ダニアレルギーでは、皮膚・目・鼻・呼吸器などに関連したアレルギー反応が現れることがあります。こうした症状が続く・繰り返す・だんだん強くなるときや、不安があるときは、一般内科・総合診療科を受診してください。市販薬などで改善しないときも相談の目安です。

基本

概要

ダニアレルギーとは、ダニに対してアレルギー反応を起こす状態のことです。人によって現れる症状はさまざまですが、アレルギー性鼻炎や気管支喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性結膜炎などが現れることがあります。ダニは日本の環境に1年を通して存在しているため、通年性の反応として現れることが多い点が特徴です。環境を整えることが大切で、周囲を清潔に保ちながら、病気に応じた治療介入を行うことが考えられます。

主な症状

ダニアレルギーでは、皮膚・目・鼻・呼吸器などに関連したアレルギー反応が現れることがあります。皮膚にはかゆみや赤み、湿疹のような状態、長く続くと苔癬化になることがあります。目にはかゆみ・涙目・充血、鼻には鼻水や鼻づまりが現れ、匂いを感じにくくなることもあります。呼吸器系では咳やゼーぜーという呼吸音が出ることがあり、発作が強いと息苦しさや眠れない状態になることもあります。

原因

ダニアレルギーの代表的な原因には、ヤケヒョウヒダニやコナヒョウヒダニなどがあり、死骸や糞などにさらされることで発症や感作に至ります。すべての人がダニにさらされてもアレルギー反応を起こすわけではありません。生まれつきアレルギー反応を起こしやすい素因を持つ人は発症リスクが高まります。ダニは皮膚に触れるほか、目や鼻を通じて体内に入ることがあり、呼吸とともにタンパク質を吸い込むと呼吸器系にも影響が出ることがあります。これにより、皮膚のかゆみや赤み、目のかゆみ・涙目・充血、鼻水・鼻づまり、呼吸器の症状としての咳や息苦しさなどが現れることがあります。

検査と診断

診断

ダニアレルギーが疑われる場合、問診や診察を経て血液検査でダニに対するIgE抗体の反応を調べることがあります。皮膚にアレルゲンを注入して反応をみる皮膚試験(プリックテスト)が検討されることもあります。より詳しい検査として涙液検査・鼻水の検査・呼吸機能検査などが行われることがあります。

治療

治療

治療では、環境を清潔に保ちダニの対策を行うことが基本です。部屋や寝具の掃除機がけや防ダニ対策の活用、室内からダニの多く生息する人形・カーペット・布製品を減らすことが考えられます。症状を抑えるために抗アレルギー薬やステロイド薬を用いることがあります。内服薬・吸入薬・点眼薬の使用は病状に応じて決まります。また、アレルゲン特異的免疫療法も検討されることがあり、ダニに対しては舌下投与の免疫療法が保険適用となっています。

一般内科・総合診療科で扱うほかの病気

出典

参考: Medical Note(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。