病気の解説
メチルマロン酸血症
別名:メチルマロン酸尿症
受診の目安
メチルマロン酸血症では、しばしば嘔吐を経験します。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、内分泌・代謝内科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。
基本
概要
メチルマロン酸血症は、食事に含まれるタンパク質や一部の脂肪酸を体内で分解する際に生成されるメチルマロン酸が、うまく分解されずに体に蓄積される病気です。このメチルマロン酸は体にとって有害であるため、適切な治療が必要です。
主な症状
メチルマロン酸血症の患者は、しばしば嘔吐を経験します。嘔吐が続く場合でも、機嫌が良く体温が安定していれば、経過を観察することが多いですが、嘔吐の回数が急に増えたり、風邪の症状や熱、活気の低下、低体温などの症状が見られる場合は、主治医に相談することが重要です。
原因
この病気は、メチルマロン酸を代謝する酵素の働きが悪くなることが原因で発生します。この酵素の異常は遺伝子の不具合によって引き起こされ、常染色体潜性遺伝という形式で遺伝します。
検査と診断
検査
メチルマロン酸血症の診断は、羊水中のメチルマロン酸を測定したり、遺伝子を調べることで行われます。これにより、出生前にこの病気の診断がある程度正確に行えるようになっています。
治療
治療
メチルマロン酸血症の治療には、タンパク質の摂取制限や解毒作用のある薬の使用、点滴、場合によっては透析が含まれます。治療の目的は、体内にメチルマロン酸が蓄積しないようにすることです。
内分泌・代謝内科で扱うほかの病気
出典
参考: メチルマロン酸血症(指定難病246) – 難病情報センター(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。