病気の解説
中毒性表皮壊死症
別名:Lyell症候群、SJS-TEN、TEN、ライエル症候群
緊急性の高い症状
発熱に加え、全身の発疹・水ぶくれ・皮膚がむける・口や目・陰部の粘膜がただれるときは、ただちに救急(119)を要請してください。
当てはまるときは、ためらわず 119 または救急外来へ。
受診の目安
薬を飲み始めた後などに発熱と広がる発疹が出たときは、すぐに受診してください。
基本
概要
中毒性表皮壊死症は、皮膚や粘膜に重篤な病変を引き起こす疾患です。健康食品やサプリメントが原因となることもあり、これらには人体に影響を及ぼす可能性のある物質が含まれていることがあります。
原因
中毒性表皮壊死症の原因を特定するためには、感染症の有無や、疑わしい薬剤の使用歴を調べることが重要です。具体的には、病原体の検出や抗体の検査、薬剤添加リンパ球刺激試験などが行われますが、原因を確定できないこともあります。
治療
治療
中毒性表皮壊死症の治療には通常、1ヵ月以上の期間が必要です。病変の程度や併発する感染症、基礎疾患の有無によっては、さらに長い治療が求められることがあります。
経過と生活
合併症
この疾患では、皮膚以外にも後遺症が残ることがあります。特に眼に影響が出ると、視力低下やまぶたの癒着、ドライアイなどが生じることがあります。また、呼吸器に問題が生じると、慢性的な呼吸障害を引き起こすこともあります。
中毒性表皮壊死症と関係する症状
症状のページでは、同じ症状が出るほかの病気や受診の目安も確認できます。
皮膚科で扱うほかの病気
出典
参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。