病気の解説
肝斑
受診の目安
肝斑では、皮膚の表面で色が濃くなる斑として現れ、かゆみや痛みは伴わないのが一般的です。こうした症状が続く・繰り返す・だんだん強くなるときや、不安があるときは、皮膚科を受診してください。市販薬などで改善しないときも相談の目安です。
基本
概要
肝斑は、顔の皮膚に不規則な茶色い斑ができる状態です。左右の顔に同じようにみられることが多く、中心部の頬や額、こめかみ、鼻の付近で色が濃くなることがあります。かゆみや痛みは usuallyありませんが、見た目が気になることが特徴です。前腕に現れることはまれです。
主な症状
肝斑は皮膚の表面で色が濃くなる斑として現れ、かゆみや痛みは伴わないのが一般的です。顔の左右対称に出ることが多いですが、片側だけに出ることもあります。
検査と診断
診断
肝斑の診断は、医師による皮膚の診察に基づきます。必要に応じてウッド灯検査をして、表皮の色素沈着を他の皮膚の病気と区別します。
治療
治療
治療は、色素沈着が皮膚の上層で起きている場合に効果が期待できます。ハイドロキノンやトレチノインを含む脱色剤やコルチコステロイドを組み合わせて使うことで色を薄くすることがあります。ただし、ハイドロキノンを長く使うと色素沈着が残ることがあるため、医師の指導が必要です。アゼライン酸を使うクリームは、ハイドロキノンやトレチノインの代替または併用として用いられます。ハイドロキノンやトレチノインが効果を示さない場合、グリコール酸やトリクロロ酢酸によるケミカルピーリングを検討することもあります。妊娠中はアゼライン酸クリームやグリコール酸のケミカルピーリングは安全ですが、ハイドロキノンやトレチノイン、トラネキサム酸、トリクロロ酢酸ピーリングの使用は安全ではありません。レーザー治療や経口薬のトラネキサム酸も選択肢として挙げられます。治療した皮膚は日焼けしやすくなるため、治療中および治療後は紫外線対策が重要です。
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出典
参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。