病気の解説
乾癬性関節炎
別名:関節症性乾癬
受診の目安
乾癬性関節炎では、関節の痛みや腫れ、変形が含まれます。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、リウマチ・膠原病内科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。
基本
概要
乾癬性関節炎は、乾癬という皮膚の病気と関連する関節の炎症を伴う疾患です。主に手指や足指の先端の関節に炎症が起こりますが、股関節や膝関節、脊椎など他の関節にも影響を及ぼすことがあります。症状は非対称的で、片側の関節がもう片側よりも強く影響を受けることが多いです。
主な症状
乾癬性関節炎の症状には、関節の痛みや腫れ、変形が含まれます。特に、手指や足指の関節が影響を受けやすいですが、背中の痛みも見られることがあります。また、腱や靭帯の付着部で炎症が起こることもあります。乾癬の発疹は、関節炎の前後に現れることがあり、皮膚の症状と関節の症状が同時に現れることもあります。
検査と診断
診断
乾癬性関節炎の診断は、関節炎と乾癬の両方が確認された場合に行われます。医師は、血液検査やX線検査を通じて、関節の炎症の特徴を確認します。また、家族に乾癬の患者がいるかどうかも尋ねられます。
治療
治療
乾癬性関節炎の治療は、関節の炎症を軽減し、皮膚の発疹を抑えることを目指します。治療には、従来型の抗リウマチ薬や生物学的製剤が使用されます。特に、腫瘍壊死因子阻害薬が効果的とされています。内服薬のアプレミラストも、関節炎の治療に役立つ可能性があります。
経過と生活
経過・予後
乾癬性関節炎の予後は、関節リウマチと比べて通常良好です。炎症を起こす関節の数が少ないため、関節の損傷が少ない傾向がありますが、重度の損傷が起こる可能性もあります。
リウマチ・膠原病内科で扱うほかの病気
出典
参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。