病気の解説

侵襲性インフルエンザ菌感染症

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緊急性の高い症状

  • 髄膜炎は数時間で命にかかわることがある緊急の病気です。上のような髄膜炎を思わせる症状があるときは、ためらわず救急外来を受診してください。

出典:米国疾病予防管理センター(CDC)

当てはまるときは、ためらわず 119 または救急外来へ。

受診の目安

侵襲性インフルエンザ菌感染症は、インフルエンザ菌が血液や髄液など本来菌がいない場所に入りこみ、髄膜炎・肺炎・血流の感染・のどの奥(喉頭蓋)の腫れなどを起こす重い感染症です。季節性インフルエンザ(ウイルス)とは別の病気です。

  • 主に5歳未満の子どもがかかりやすく、重症の場合は入院での治療が必要になります。
  • 発熱に加えて、強い頭痛・首の硬さ・吐き気・まぶしさ・意識がぼんやりするなどがあるとき(髄膜炎が疑われるとき)は、すぐに医療機関を受診してください。
  • 赤ちゃんでは、ぐったりして動きが少ない、ひどく機嫌が悪い、吐いて飲めない、頭のてっぺんの柔らかい部分(大泉門)がふくらんでいるといった様子が目安になります。小児科を受診してください。
  • 患者と身近に接した人は、予防のために抗菌薬が必要になることがあります。医療機関や保健所の指示に従ってください。

Hibワクチンで予防できる型があります。症状だけで病名は判断できず、検査で確かめます。

出典:米国疾病予防管理センター(CDC)、MedlinePlus(米国国立医学図書館)

基本

概要

侵襲性インフルエンザ菌感染症は、インフルエンザ菌を病原体とする感染症です。主な感染経路は飛沫感染と接触感染で、無莢膜株が多く分離されるようになっています。潜伏期間は不明で、血流を通じて全身に広がることがあります。乳幼児では髄膜炎、成人では肺炎へ移行することがあると説明されています。莢膜を持つ有莢膜株は血清型がaからfに分類されます。出典は主に侵襲性の側面と髄膜炎・敗血症へ進展する可能性に関する記述です。

主な症状

発熱を伴うことがあり、感染巣が不明な場合もあります。髄膜炎では頭痛・発熱・首の硬直・けいれん・意識障害などが見られることがあります。成人では肺炎へ進むこともあるとされています。

原因

原因菌はヘモフィルス属のグラム陰性の小型球桿菌で、インフルエンザ菌(Haemophilus influenzae)です。莢膜を持つ有莢膜株と莢膜を持たない無莢膜株があり、有莢膜株はaからfの血清型に分類されます。

検査と診断

診断

髄液や血液などの無菌部位からの菌の分離・同定、遺伝子検出による診断が行われます。

経過と生活

予防

手洗いや咳エチケットなどの飛沫予防と接触予防が有効です。Hibワクチンは乳児期の定期接種として五種混合ワクチン(DPT-IPV-Hib)に含まれています。

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出典

参考: JIHS(旧NIID)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
受診の目安の出典:CDC: About Haemophilus influenzae Disease / CDC: About Meningitis / CDC: Bacterial Meningitis / MedlinePlus: Haemophilus Infections(2026-10-13 確認)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。