病気の解説

僧帽弁狭窄症

別名:僧帽弁狭窄

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受診の目安

僧帽弁狭窄症では、進行すると息切れや疲れやすさ、動悸が現れることがあります。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、循環器内科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。

基本

概要

僧帽弁狭窄症は、僧帽弁の開きが狭くなる病気です。原因としてリウマチ熱が挙げられ、その他の地域や状況によっては弁の癒着やカルシウム沈着が関与することがあります。出生時から存在することもあります。治療が必要かどうかは症状と状態により決まります。

主な症状

軽症のうちは自覚症状がないこともあります。進行すると息切れや疲れやすさ、動悸が現れることがあります。血液中の酸素が低くなると頬が紫色に見えることがあり、喀血が起こることもあります。症状が出始めると9年程度で重度の障害が生じるとされています。

検査と診断

診断

診断には身体診察と心エコー検査が活用されます。心雑音の有無を聴診で確認し、心エコー検査で狭窄した弁と血流を詳しく見ることが多いです。心電図検査や胸部X線検査も役立つ情報を提供します。

治療

治療

症状がみられない場合は治療の必要はありませんが、リウマチ熱の再発を予防するために長期の抗菌薬投与が行われることがあります。治療が必要な場合は利尿薬などの薬が用いられ、心房細動がある人には抗凝固薬が使われることがあります。薬では十分に効果が得られない場合には、弁の修復手術や置換手術、バルーン弁切開術などの手技が選択されることがあります。

経過と生活

経過・予後

病状の進行には個人差があり、多くの人で症状出現から約9年で重度の障害に至るとされます。治療の有無や年齢、肺高血圧の有無、僧帽弁逆流の程度が予後に影響します。弁の修復後にも狭窄が再発することがあり、置換が必要になる場合もあります。心房細動や肺高血圧があると死亡リスクが高くなるとされています。

循環器内科で扱うほかの病気

国家試験での出題

医療系の国家試験で、この病気に関係して出題された過去問です(学生・受験生向け)。

出典

参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。