病気の解説
先天性嚢胞性肺疾患
受診の目安
先天性嚢胞性肺疾患では、この疾患は出生前に胎児に肺の異常や水腫、羊水過多が見られることがあります。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、小児科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。
基本
概要
先天性嚢胞性肺疾患は、肺に嚢胞(袋状の構造)ができる先天的な病気です。新たに発症する患者は年間約100人とされており、成人になっても症状が続くことがあります。
主な症状
この疾患は出生前に胎児に肺の異常や水腫、羊水過多が見られることがあります。生後は呼吸不全や呼吸障害、反復性肺炎などの症状が現れることがあります。慢性期には、嚢胞が残ったり、気胸や胸郭変形が生じることもあります。
検査と診断
診断
診断には、胸部のX線写真やCT、胎児MRIなどの画像診断が用いられます。これらの検査で、肺に嚢胞性の病変が見つかると、この疾患が疑われます。特に、異常な血管の流入や気管支の閉鎖が確認されることが重要です。
治療
治療
治療の基本は、病変部分の外科的切除です。また、症状に応じて抗感染治療や呼吸補助、胸腔ドレナージなどの支援療法も行われます。
経過と生活
合併症
この疾患には、治療後に残った肺葉に嚢胞性病変が残ることや、胸郭変形による後遺症が報告されています。
経過・予後
出生前に診断された場合、重篤な症状が出ることもありますが、生後診断された場合は一般的に生命予後は良好です。ただし、一部の患者では慢性的な呼吸障害が続くことがあります。
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出典
参考: 小児慢性特定疾病情報センター(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。