病気の解説
小児副鼻腔炎
受診の目安
小児副鼻腔炎では、鼻から黄色や緑色の膿が出ること、頭痛、顔の圧迫感や痛み、鼻づまり、嗅覚の低下、口臭、夜間のせきなどがあります。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、小児科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。
基本
概要
小児副鼻腔炎は、鼻の奥にある副鼻腔が炎症を起こす病気です。急性と慢性の2種類があり、どちらも似たような症状を引き起こします。
主な症状
小児副鼻腔炎の主な症状には、鼻から黄色や緑色の膿が出ること、頭痛、顔の圧迫感や痛み、鼻づまり、嗅覚の低下、口臭、夜間のせきなどがあります。また、特定の副鼻腔が感染すると、頬や歯の痛み、額の痛み、眼の奥の痛みなどが現れることもあります。全身のだるさや発熱、悪寒が伴うこともあります。
検査と診断
検査
小児副鼻腔炎の診断は、医師による評価や症状に基づいて行われます。必要に応じてCT検査や鼻鏡検査、副鼻腔内視鏡検査、血液検査が行われることがあります。特に合併症の疑いがある場合や慢性の症状がある場合に、これらの検査が実施されます。
治療
治療
小児副鼻腔炎の治療は、副鼻腔の排出を改善し、感染を治すことが目的です。蒸気を吸入したり、湿ったタオルを当てたりすることで、症状が和らぐことがあります。また、鼻を食塩水で洗浄することも効果的です。必要に応じて、抗菌薬や鼻腔スプレーが使用されることがあります。
使われる薬
小児副鼻腔炎の治療には、アモキシシリンやクラブラン酸などの抗菌薬が使われることがあります。重度の症状や持続する症状がある場合に、これらの薬が処方されます。抗菌薬が効果を示さない場合は、手術が検討されることもあります。
経過と生活
合併症
小児副鼻腔炎の合併症として、感染が眼の周囲に広がることがあります。これにより、視覚の変化や眼の腫れが起こることがあります。また、まれに感染が脳の周囲に広がり、重度の頭痛や錯乱を引き起こすこともあります。これらの症状が現れた場合は、早めに医師の診察を受けることが大切です。
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出典
参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。