病気の解説
前立腺結石
受診の目安
前立腺結石では、多くは無症状ですが、排尿時の痛みや排尿の出にくさ、尿意切迫感などの症状が報告されることがあります。症状が強い・急に悪化する・なかなか治らないときは、早めに泌尿器科を受診してください。気になるときは放置せず相談してください。
基本
概要
前立腺の中に結石ができる状態を前立腺結石といいます。50歳台以降に増えるとされ、前立腺検査の際の超音波検査や健診で偶然見つかることが多いです。多くは特に症状がなく経過観察で済むことがほとんどです。
主な症状
多くは無症状ですが、排尿時の痛みや排尿の出にくさ、尿意切迫感などの症状が報告されることがあります。こうした症状は前立腺結石だけが原因とは限らず、前立腺肥大や膀胱炎、神経因性膀胱などと関連して現れることもあります。
原因
原因として、前立腺が閉塞して分泌物が滞り、成分が析出して結石になることが挙げられます。もう一つは尿が前立腺内へ逆流することです。神経因性膀胱や慢性膀胱炎があると逆流が起こりやすく、結石形成の原因と考えられています。
検査と診断
診断
無症状の場合が多く、他の病気を調べる検査中に偶然見つかることが多いです。診断には前立腺の超音波検査、レントゲン・CTなどの画像検査が用いられます。前立腺検査の際のエコー検査や健診で半数程度が認められるという情報もあります。
治療
治療
多くは症状がないため治療を要しません。排尿障害や痛みなどを生じる場合には、結石を取り除く内視鏡手術などの治療を検討します。背景因子としての感染が疑われる場合には抗生物質の使用が検討されることがあります。経過を見ながら適切な時期に介入することが大切です。
泌尿器科で扱うほかの病気
出典
参考: Medical Note(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。