病気の解説

腎盂尿管移行部通過障害(水腎症)

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受診の目安

腎盂尿管移行部通過障害(水腎症)では、腎臓にたまった尿のせいで痛みが出ることが多く、急性の場合は非常に強い痛みや冷や汗、吐き気・嘔吐がみられることがあります。こうした症状が続く・繰り返す・だんだん強くなるときや、不安があるときは、泌尿器科を受診してください。市販薬などで改善しないときも相談の目安です。

基本

概要

水腎症は、腎臓で作られた尿が尿路のどこかで滞ってしまい、腎臓内に尿がたまって腎臓が拡張する病気です。発症すると脇腹や背中の痛みが生じることがあり、重症な場合には吐き気や嘔吐を伴うこともあります。片方の腎臓だけに起きることもあれば、両方同時に起きることもあります。原因はさまざまで、小児では先天的な尿路の異常が多く、成人では尿路結石や前立腺の病気などが関わることが多いとされています。治療は原因や重症度によって異なり、手術が必要になる場合もあります。

主な症状

水腎症の症状は原因によって異なります。腎臓にたまった尿のせいで痛みが出ることが多く、急性の場合は非常に強い痛みや冷や汗、吐き気・嘔吐がみられることがあります。尿路感染症を伴うこともあり、発熱や血尿、膿の混じる尿が出ることがあります。原因が先天的な場合や前立腺の病気が関与する場合は、症状が緩やかに進行することもあります。片方の腎臓だけの場合は尿量の変化は起きにくく、両方に起きていると尿量低下が見られることがあります。

検査と診断

診断

診断には画像検査が使われ、腎臓の拡張の程度や尿の排出経路の閉塞を調べます。超音波やCTが用いられ、子どもでは排尿時のX線検査や利尿レノグラムなどの特殊な検査を行うことがあります。血液検査では腎機能を、尿検査では尿中のタンパクや血液の有無を調べることがあります。必要に応じて内視鏡検査で詳しく調べることもあります。

治療

治療

治療は原因や重症度で異なります。小児では先天的な尿路の異常が原因の場合、閉塞を解除する手術が必要になることがあります。成人では結石が原因の場合には経過観察や、尿路を広げるステントの挿入や結石の砕石などの治療が行われることがあります。前立腺肥大症やがんなどが原因のときは、それぞれの病気に応じた薬物治療や手術が検討されます。

経過と生活

予防

予防法は病因が多岐にわたるため確立していないケースもあります。小児では生まれつきの尿路の異常が多く予防は難しいですが、成人では水分を適切に取り、病気が重症化する前に治療することが水腎症の予防につながるとされています。

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出典

参考: Medical Note(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。