病気の解説

副咽頭間隙腫瘍

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受診の目安

副咽頭間隙腫瘍では、腫瘍が4〜5センチ程度まで大きくなるまでは症状が現れない場合が多く、CTやMRIで偶然見つかることが多い。こうした症状が続く・繰り返す・だんだん強くなるときや、不安があるときは、耳鼻咽喉科を受診してください。市販薬などで改善しないときも相談の目安です。

基本

概要

副咽頭間隙腫瘍は、この副咽頭間隙に発生する腫瘍の総称です。副咽頭間隙は顔面や頸部の深い場所に位置し、解剖学的に複雑な構造を持つ部位で、脳の直下に近く重要な神経や血管が走っています。頭頸部領域でこの場所にできる腫瘍は0.5%程度とされ、比較的まれです。

主な症状

腫瘍が4〜5センチ程度まで大きくなるまでは症状が現れない場合が多く、CTやMRIで偶然見つかることが多いとされています。腫瘍が大きくなると飲み込みの違和感や神経の麻痺などの症状が出ることがあります。

検査と診断

検査

副咽頭間隙腫瘍の多くは約90%が良性で、主な成分として多形腺腫や神経鞘腫、頚動脈小体腫瘍などが挙げられます。良性腫瘍のうち多形腺腫は前方の区、神経鞘腫は後方の区に発生する傾向があると言われています。腫瘍の発生部位や血流の様子を画像診断で判断するケースが増えています。悪性の可能性を完全には排除できないため、口の中から穿刺吸引細胞診で得た細胞を検査して診断の精度を高めることが推奨される場合があります。

治療

治療

副咽頭間隙腫瘍の標準的な治療は手術による腫瘍の摘出です。手術法は部位により経頸部法、経頸部耳下腺法、経頸部咽頭法に分かれます。近年は切開範囲をできるだけ小さくする経頸部法が広く用いられ、多くの腫瘍は摘出可能とされています。ただし腫瘍が頭蓋内へ浸潤している場合や悪性が疑われる場合には、切開の範囲を広げて対応することがあります。

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出典

参考: Medical Note(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。