病気の解説
鼓膜穿孔
受診の目安
鼓膜穿孔では、鼓膜穿孔があると、耳の痛みが緩和することもあります。症状が強い・急に悪化する・なかなか治らないときは、早めに耳鼻咽喉科を受診してください。気になるときは放置せず相談してください。
基本
概要
鼓膜穿孔は、鼓膜に穴があく状態を指します。主な原因には、異物や強い圧力変化、医療処置中の穿孔、頭部外傷、そして中耳炎などがあります。外側と内側の気圧の差や外耳道の刺激によって痛みや耳漏が生じることがあります。出典には原因として、綿棒などの異物、急激な気圧の変化、医師による洗浄時の穿孔、重度の頭部外傷、そして中耳炎が挙げられています。
主な症状
鼓膜穿孔があると、耳の痛みが緩和することもあります。けがによる場合には突然の強い痛みや耳からの出血、難聴、耳鳴が起こることがあります。中耳炎が関係する場合は、膿が耳の外に出ることがあり、感染があると痛みが強くなることもあります。内耳が傷つくと回転性めまいが起こることがあります。24〜48時間で膿が出てくることもあります。これらは出典の説明に沿っています。
検査と診断
診断
診断は医師がオトスコープで耳の中を観察して行います。必要に応じて正式な聴力検査を治療前後に行うことがあります。難聴や回転性めまいが重症、または穿孔が大きい場合は早めの専門医の評価を勧められることがあります。
治療
治療
治療は、状況に応じて抗菌薬が使われることがあります。耳を乾燥させることが重要で、入浴時には耳に水が入らないよう綿球とワセリンで塞ぐ指示が出されることがあります。通常は特別な治療を必要とせず自然治癒することが多いですが、汚れた異物が原因の場合や感染がある場合には抗菌薬の点耳薬が使われることがあります。鼓膜は多くの場合自然に治癒しますが、2カ月経っても治らない場合には手術が検討されることがあります。重度の損傷や激しい難聴・めまいがあるときは速やかな手術が必要になることがあります。穴がふさがらないと中耳の感染が長引くことがあります。
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出典
参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。