病気の解説
副甲状腺がん
別名:副甲状腺癌
受診の目安
副甲状腺がんでは、がんの腫大や副甲状腺機能亢進症により生じる高カルシウム血症が原因となる症状が見られることがあります。こうした症状が続く・繰り返す・だんだん強くなるときや、不安があるときは、内分泌・代謝内科を受診してください。
基本
概要
副甲状腺がんは、副甲状腺の中にできるがん細胞の病気です。がん細胞から過剰にPTHが作られるため、副甲状腺機能亢進症に似た症状が現れます。ただし、自覚症状だけでは良性か悪性かは区別できません。遺伝性の病気を持つ人では発生しやすいとされる病因の可能性があります。
主な症状
がんの腫大や副甲状腺機能亢進症により生じる高カルシウム血症が原因となる症状が見られることがあります。代表的には頚部の腫れ、筋力低下、全身の倦怠感などです。さらに吐き気・嘔吐、食欲不振、原因不明の体重減少、のどの渇きや尿量の増加、便秘、眠気や思考力の低下、骨の痛みや骨折なども挙げられます。
検査と診断
検査
発見と診断には頚部と血液の検査を行います。血液検査でPTHの過剰が副甲状腺機能亢進症を示すと、原因となる副甲状腺を特定するために画像検査を行います。頚部エコー検査は、腫大した副甲状腺がある場合に病変を見つけやすく、一般的に最初に行われる画像検査です。
診断
副甲状腺がんの診断は難しく、症状や血液中のカルシウム・PTH濃度、腫瘍の特徴、画像所見、病理所見、臨床経過などを総合して判断します。良性の腫瘍と悪性のがんの外観が似ているため、最終的な判断は複数の情報を総合して行われます。
治療
治療
治療は早期発見・早期治療が重要です。がんが疑われれば全摘出を行う場合があります。高カルシウム血症の治療はがんの治療と同程度に重要で、通常は薬剤を用います。
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出典
参考: 副甲状腺がん|一般の皆様へ|日本内分泌学会(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。