病気の解説

糖原病

別名:糖原蓄積症

まず相談する診療科内分泌・代謝内科小児科
この解説の項目5項目

受診の目安

糖原病では、筋力の低下や低血糖、腹部の腫れがあります。こうした症状が続く・繰り返す・だんだん強くなるときや、不安があるときは、内分泌・代謝内科を受診してください。市販薬などで改善しないときも相談の目安です。

基本

概要

糖原病は、体内でグリコーゲンというエネルギー源を適切に利用できない遺伝性の代謝疾患です。糖原病には多くの種類があり、それぞれ症状や重症度が異なります。症状がほとんど出ないものもあれば、重篤なものもあります。

主な症状

糖原病の主な症状には、筋力の低下や低血糖、腹部の腫れがあります。特に、I型、III型、VI型では低血糖が見られ、これにより筋力低下や発汗、錯乱、場合によってはけいれん発作や昏睡が起こることもあります。また、糖原病の小児では発育不良や頻繁な感染症、口や腸のただれが見られることがあります。

検査と診断

診断

糖原病の診断には、血液検査や生検、MRI検査が用いられます。生検では筋肉や肝臓の組織を顕微鏡で調べ、MRI検査でグリコーゲンの蓄積を確認します。また、遺伝子検査を行うことで、遺伝性の疾患のリスクを判断することもできます。

治療

治療

糖原病の治療は病型によって異なりますが、一般的には炭水化物を豊富に含む食事を少量ずつ頻繁に摂取することで低血糖を予防します。特に低血糖を起こしやすい患者では、非加熱のコーンスターチを定期的に摂取することが推奨されます。また、特定の合併症がある場合には、その治療も行います。

内分泌・代謝内科で扱うほかの病気

出典

参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。