病気の解説

包括的高度慢性下肢虚血

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受診の目安

包括的高度慢性下肢虚血では、初期には足が冷たくなる、しびれる、少し歩いただけで痛くなるなどの症状が現れることがあります。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、循環器内科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。

基本

概要

包括的高度慢性下肢虚血(CLTI)は、足の血流が著しく悪化して傷や壊死が生じる状態を指します。以前は重症虚血肢とも呼ばれていました。血流の低下により酸素や栄養が足りず、傷の治りが悪く感染リスクが高まります。進行すると組織の壊死が広がり、下肢切断のリスクが高まることがあります。主な原因は動脈硬化による下肢の動脈の狭窄や閉塞です。糖尿病・高血圧・脂質異常症などの病気や喫煙が危険因子とされます。

主な症状

初期には足が冷たくなる、しびれる、少し歩いただけで痛くなるなどの症状が現れることがあります。血流がさらに悪化すると、安静時にも足の痛みが生じたり、皮膚の潰瘍や指の変色など壊死の兆候が現れます。症状が2週間以上続くとCLTIと診断されることがあります。安静時の痛みは足の指に出やすく、足を上げると悪化することが多く、むくみが出ることもあります。重症例では敗血症など全身の症状が現れることもあります。

検査と診断

診断

診察では足の色・温度・潰瘍・壊死の有無を確認し、足の脈拍を触れて血流を評価します。必要に応じて血液検査や画像検査、培養検査などを行い、全身状態や下肢の血流を詳しく評価します。

治療

治療

治療の目的は下肢の切断を回避し、機能を維持して痛みや潰瘍を改善することです。血流を改善するために、血管内治療やバイパス手術などの血行再建術が行われます。

経過と生活

予防

動脈硬化を起こす生活習慣の改善が重要です。糖尿病の管理や喫煙の回避、適切な食事と運動を通じて発症や悪化を予防します。糖尿病と診断された場合は医師の指示に従い治療を継続し、下肢の血流低下を疑う症状があれば早期に治療を開始します。

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出典

参考: Medical Note(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。