病気の解説

多発性内分泌腫瘍症

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受診の目安

多発性内分泌腫瘍症では、腫瘍の種類や発生する内分泌腺によって異なります。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、内分泌・代謝内科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。

基本

概要

多発性内分泌腫瘍症は、複数の内分泌腺に腫瘍ができる病気です。主にMEN 1型、MEN 2A型、MEN 2B型、MEN 4型の4つのタイプがあります。それぞれのタイプによって、発生する腫瘍の種類や頻度が異なります。例えば、MEN 1型では副甲状腺機能亢進症や膵臓腫瘍が多く見られ、MEN 2A型や2B型では甲状腺腫瘍が特に多くなります。

主な症状

多発性内分泌腫瘍症の症状は、腫瘍の種類や発生する内分泌腺によって異なります。副甲状腺機能亢進症では血中のカルシウム濃度が高くなり、膵臓腫瘍ではホルモンの異常が見られることがあります。また、甲状腺腫瘍がある場合は、甲状腺ホルモンのバランスが崩れることがあります。

検査と診断

診断

多発性内分泌腫瘍症の診断には、遺伝子検査やホルモンの血中および尿中濃度の測定が行われます。特に、この病気が家族にある場合、遺伝子検査が重要です。また、腫瘍の位置を特定するために、超音波検査やCT、MRI、PET検査などの画像検査も行われることがあります。

治療

治療

多発性内分泌腫瘍症の治療には、腫瘍の切除や薬物治療が含まれます。腫瘍がある場合は、外科的に切除することが目指されますが、切除が難しい場合や小さな腫瘍では、経過観察を行いながら治療を進めます。また、腺の機能亢進によるホルモンバランスの乱れを是正するために、薬剤が使用されることもあります。特に甲状腺髄様がんのリスクがある場合は、予防的に甲状腺を摘出することが勧められます。

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出典

参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。