病気の解説
広場恐怖症
別名:広場恐怖、群衆恐怖症
受診の目安
広場恐怖症では、特定の場所や状況で強い不安や恐怖を感じ、それを避けたり耐えたりします。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、精神科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。
基本
概要
広場恐怖症は、特定の場所や状況で強い不安や恐怖を感じ、それらの状況を避けたり耐えたりする状態です。6カ月以上続く場合に診断が考慮され、公共交通機関の利用や開けた空間、閉ざされた空間、列に並ぶこと・人ごみの中、一人で自宅の外にいることなどが関わることがあります。症状は同じ状況でほぼ常に起こり、回避のための行動変化や同伴者の支えが必要になることがあります。身の危険を感じるほどの苦痛が日常生活に大きく影響します。出典は広場恐怖症の診断基準です。
主な症状
広場恐怖症では特定の場所や状況で強い不安や恐怖を感じ、それを避けたり耐えたりします。症状はほぼ同じ状況で起こることが多く、回避のための行動をとったり、他の人の同伴を必要としたりします。日常生活に大きな支障をきたす程度の苦痛が生じることがあります。
病態
治療として曝露療法や認知行動療法、SSRIが挙げられています。
検査と診断
鑑別
別の精神疾患や身体的な病気が原因である可能性を排除することが診断の一部です。
治療
治療
治療には曝露療法と認知行動療法が挙げられます。時には選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)と呼ばれる抗うつ薬が用いられることがあります。治療を受けないと症状は悪化と改善を繰り返すことがあり、自己流の曝露で状況に慣れてしまう場合もあります。治療を行うと初期には不安が高まることがあり、リラクゼーション法の学習が併用されることがあります。曝露療法は多くの人に効果がみられるとされています。
精神科で扱うほかの病気
出典
参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。