病気の解説
慢性剥離性歯肉炎
受診の目安
慢性剥離性歯肉炎では、歯ぐきが赤くなる、腫れる、そして出血しやすいといった症状が現れることがあります。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、歯科・口腔外科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。
基本
概要
慢性剥離性歯肉炎は、歯ぐきが赤く腫れ、出血しやすくなる状態です。治療せずに放置すると歯周炎のような深い歯ぐきの問題へ進むことがあります。日常の歯みがき不足や特定の薬の使用、ホルモンの変化などが関係することがあります。通常は歯みがきとデンタルフロス、適切なケアで改善しやすいと考えられています。予防には歯みがきとデンタルフロスの継続、洗口液の使用、定期的な歯科医院でのケアが役立ちます。
主な症状
歯ぐきが赤くなる、腫れる、そして出血しやすいといった症状が現れることがあります。
原因
ほとんどの歯肉炎は歯垢が原因です。歯垢は歯の表面にたまる菌を含む粘ついた膜で、歯みがきやデンタルフロスでは歯石を完全に取り除くことができません。薬の利用やビタミン不足、ホルモンの変化も関係することがあります。
病態
歯垢が歯の表面にたまると固くなり、歯石になることがあります。歯石は通常の清掃では取りきれません。これが歯ぐきの炎症を起こす原因として挙げられています。
治療
治療
歯科医師は歯石と歯垢をこすり取って歯をきれいにし、歯肉炎の原因に対する治療を進めます。
経過と生活
予防
歯みがきとデンタルフロスを毎日行い、歯垢を減らす手助けになる洗口液の使用も有効とされています。6~12か月ごとに、あるいは必要に応じて歯科医院で歯のお手入れを受けることが推奨されています。
歯科・口腔外科で扱うほかの病気
出典
参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。