病気の解説

睡眠時無呼吸

まず相談する診療科呼吸器内科耳鼻咽喉科
この解説の項目6項目

受診の目安

睡眠時無呼吸では、日中の過度の眠気、疲労、易怒性、朝の頭痛、思考力や集中力の低下などがあります。こうした症状が続く・繰り返す・だんだん強くなるときや、不安があるときは、呼吸器内科を受診してください。市販薬などで改善しないときも相談の目安です。

基本

概要

睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が異常になる状態を指します。側に寝ている人や同居人が呼吸の乱れに気づくことが多く、睡眠が妨げられるため日中の眠気や疲れ、朝の頭痛などの症状が現れることがあります。血液中の酸素が低下することがあり、心房細動や血圧の上昇といった影響が生じることがあります。

主な症状

主な症状には、日中の過度の眠気、疲労、易怒性、朝の頭痛、思考力や集中力の低下などがあります。これらは睡眠が質よく取れていないことに関連します。

検査と診断

診断

診断は医師の評価と睡眠ポリグラフ検査で進められます。自宅でのモニタリング装置を数日使用することや、睡眠検査室での睡眠ポリグラフ検査を受けることがあります。これらの検査では呼吸や心拍、酸素レベル、血流などを測定し、閉塞性と中枢性の違いを判断します。

治療

治療

治療は危険因子のコントロールと、睡眠時無呼吸症候群自体への対処を組み合わせて行います。持続陽圧呼吸療法や歯科医が調整するマウスガードなどの器具、場合によっては気道の外科手術や上気道の電気刺激療法が選択されることがあります。眠りにつくときの安全に関する情報提供や支援を受けることも大切です。

経過と生活

生活上の注意

大きないびきをかく人や睡眠中に息が詰まることが多い人は、飲酒や睡眠補助薬、鎮静性ヒスタミン薬など眠気を誘う薬の使用を避けることが推奨される場合があります。横向きに寝たり、ベッドの頭側を高くすることでいびきを減らす効果があることがあります。背中を固定する器具を使う方法もあります。

呼吸器内科で扱うほかの病気

出典

参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。