病気の解説
肥厚性幽門狭窄症
別名:幽門狭窄、幽門狭窄症
受診の目安
肥厚性幽門狭窄症では、生後数週の間に生じることが多く、嘔吐は食後すぐに起こり、しばしば吐物には胆汁が含まれません。症状が強くなる・日常生活に支障が出る・経過や治療に不安があるときは、消化器内科に相談してください。通院中の方は自己判断で治療を中断しないでください。
基本
概要
肥厚性幽門狭窄症は、生後早い時期に起こる病気です。主な特徴は、授乳後すぐの激しい嘔吐で、特に噴出性と呼ばれることがあります。体重増加が止まり、脱水や電解質異常を伴うことがあります。診断には腹部超音波検査が用いられ、幽門筋の厚さと幽門管の長さが基準値を超えると診断の手がかりになります。治療は主に手術による幽門筋の切開で、術後は授乳を再開できる時期が早いのが特徴です。
主な症状
生後数週の間に生じることが多く、嘔吐は食後すぐに起こり、しばしば吐物には胆汁が含まれません。患児は食欲があり、全身的には健康に見える場合が多いですが、脱水や栄養障害が進むと体重増加が止まることがあります。胃蠕動波が見られることもあります。
検査と診断
診断
診断には腹部超音波検査が用いられます。幽門筋の厚みが典型的には4mm以上、正常は3mm未満、幽門管の長さは16mm以上であることが診断の目安とされています。
治療
治療
初期治療は水分補給と電解質異常の是正です。根治的治療法は縦切開による幽門筋切開術で、粘膜を傷つけずに筋線維を分けます。術後は通常、1日以内に授乳を再開できるとされています。非外科的治療法は、手術の効果と安全性の高さを踏まえると、代替法としては位置づけられていません。
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出典
参考: MSDマニュアルプロフェッショナル版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。