病気の解説

脂漏性角化症

別名:脂漏性角化腫

まず相談する診療科皮膚科
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受診の目安

  • 茶色〜黒っぽい盛り上がったできものが新しく出てきて、何なのかはっきりさせたいとき
  • 色がまだらだったり濃かったりして、ほくろのがん(メラノーマ)など別の病気ではないか心配なとき
  • できものが服に引っかかる、こすれて刺激を受けやすい、かゆみがあるとき
  • 見た目が気になり、取りたいと考えているとき

相談先は皮膚科です。脂漏性角化症は皮膚がんに似て見えることがあり(DermNet NZ)、色の濃いものは異型のほくろや黒色腫と見間違われることもあります(MSDマニュアル家庭版)。見た目や症状だけで自分で判断せず、皮膚科で確認してもらいましょう。

基本

脂漏性角化症とは

皮膚の表面にできる、ありふれた良性のできものです(DermNet NZ)。中年以降の人にとてもよくみられ、がんではなく、がんに変わることもないとされています(MSDマニュアル家庭版)。1つだけのことも、いくつもできることもあります(DermNet NZ)(MSDマニュアル家庭版)。

主な症状

  • 見た目:肌色、黄色っぽいもの、茶色、黒色などさまざまです。表面がざらざらしていぼのように見えるものや、ろうを垂らして貼り付けたように見えるものがあります(DermNet NZ)(MSDマニュアル家庭版)。
  • でき方:時間をかけて徐々にでき、平らなものも盛り上がったものもあります(MSDマニュアル家庭版)(DermNet NZ)。
  • できる場所:こめかみ・胸・背中・おなかなどによくみられますが、手のひらと足の裏にはできません(MSDマニュアル家庭版)(DermNet NZ)。
  • 自覚症状:ふつうは痛みません。かゆみやヒリヒリ感が出ることはあります(MSDマニュアル家庭版)。

原因・なりやすい要因

原因はわかっていません。遺伝的にできやすい体質の人がいるとされています(MSDマニュアル家庭版)。年齢を重ねるとともに増えやすいできものです(DermNet NZ)。

検査と診断

診断

皮膚科医が見た目を診察して判断できることが多いとされます。皮膚がんとの区別がつきにくい場合は、できものを取って顕微鏡で調べます(DermNet NZ)。

治療

治療

体に害のないできものなので、基本的に治療は必要ありません(DermNet NZ)(MSDマニュアル家庭版)。ただ、皮膚がんとの区別が必要なとき、引っかかったりこすれたりして困るとき、見た目が気になるときには、取ることがあります(DermNet NZ)。

  • 液体窒素で凍らせる方法:とても冷たい液体窒素をあてて凍らせます(DermNet NZ)(MSDマニュアル家庭版)。
  • 電気で焼いて削る方法:電気でできものを焼いたり、器具で削り取ったりします(DermNet NZ)(MSDマニュアル家庭版)。
  • 削り取る方法:がんの可能性を調べる必要がある場合に、削り取ったものを検査に回します(DermNet NZ)。

治療のあと、その部分の皮膚の色が抜けることがあり、肌の色が濃い人で起こりやすいとされます(DermNet NZ)。

経過と生活

経過

年齢とともに数が増えていく傾向があり、新しいものが出てくることはあります(DermNet NZ)。

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出典

DermNet NZ「Seborrhoeic keratosis」 / MSDマニュアル家庭版「脂漏性角化症」 / MSDマニュアル家庭版(やさしくわかる病気事典)「脂漏性角化症」
内容の確認日:2026-10-13(次回確認予定 2027-04-13)。複数の公的情報源の事実をもとに medimichi が独自にまとめています。

この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。