病気の解説
腎臓がん
別名:腎臓ガン、腎臓癌
受診の目安
腎臓がんでは、血尿が最も一般的な初期症状ですが、肉眼で血が見えるほどでなくても尿検査で見つかることもあります。こうした症状が続く・繰り返す・だんだん強くなるときや、不安があるときは、泌尿器科を受診してください。
基本
概要
腎臓がんは腎臓にできるがんです。最初には症状が現れないこともあり、血尿が最も多く現れる主な自覚症状として知られています。痛みや発熱、体重減少、疲労感などが現れることもあります。腎臓がんが進むと赤血球が増えることがありますが、血液検査で必ずしも同じ症状が出るわけではありません。進行すると転移することがあり、肺など他の場所にも広がることがあります。
主な症状
血尿が最も一般的な初期症状ですが、肉眼で血が見えるほどでなくても尿検査で見つかることもあります。側腹部の痛み、発熱、体重減少、疲労感、早期満腹感などの非特異的な症状が現れることがあります。腎臓がんでは赤血球が多くなる赤血球増多が起こることがあります。逆に尿からの出血が進むと貧血になることもあります。
検査と診断
診断
診断にはCT検査やMRI検査が重要です。初期には超音波検査や静脈性尿路造影検査を行うこともありますが、確定にはCTやMRIが必要です。腎臓がんと診断された場合は、転移の有無を調べるために他の画像検査や血液検査が行われます。診断を確定するために手術が必要になることもあります。まれに腎臓の腫瘤や転移部位の生検を勧められることがあります。
治療
治療
腎臓がんが腎臓の外へ広がっていなければ、腎臓を摘出する手術で治癒が見込めることがあります。腫瘍と周囲の組織だけを取り除き腎臓を温存する手術もあります。腫瘍が小さい場合にはアブレーション療法が選択肢になることがあります。非常に小さい腫瘤や状況によっては積極的サーベイランスを選ぶこともあります。腎静脈や大静脈へ広がっていても転移していない場合には手術による治癒が期待できることがあります。転移がある場合には手術だけでの治癒は難しいことがあり、他の治療法を検討することになります。
経過と生活
経過・予後
予後はがんが腎臓のみにとどまっている小さながんの場合には5年生存率が高いことがありますが、がんが他の部位へ広がると予後は悪くなります。苦痛の緩和や快適さの向上を目的とした対応が必要になることがあります。
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出典
参考: MSD Manuals 家庭版(日本語)(出典の事実をもとに medimichi が患者向けに再構成)
この記事は一般的な医療情報の解説で、診断・治療を目的としたものではありません。気になる症状があるときは、自己判断せず医療機関を受診してください。緊急時は 119 / 医療機関へ。